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津波予報 海底山脈を考慮へ

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日本の東2000キロの太平洋には南北に連なる海底山脈があって、千島海溝で大地震が起きて津波が発生すると、この山脈に津波が反射して、地震から数時間以上あとに日本の太平洋沿岸に押し寄せることがあります。実際、去年11月とことし1月に起きた千島海溝を震源とする大地震では、津波注意報を解除したあとに伊豆諸島の三宅島で80センチの津波が押し寄せたり、地震から10時間後に津波注意報を出していなかった四国や奄美諸島で最大40センチの津波が観測されたりしました。このため気象庁は、コンピューターで計算している津波の予測に、太平洋の海底山脈による津波の反射も考慮することを決め、システムの改良を進めることにしています。これによって、今後は震源に近い北海道や東北だけでなく、四国や九州の太平洋側にも津波注意報を出して注意を呼びかけることができるということです。気象庁は、津波の専門家の意見も聞いたうえで19年度中にシステムを改良して、より精度の高い津波予報を行いたいとしています。
もどる10月14日 6時11分
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