寝た。
久しぶりに、もう何ヶ月ぶりかに寝た。7、8時間じっくり寝た。
きっとベッドのせいだと思う。
家に帰ってきたらとりあえずパソコンを開くのがいつもの流れ。
ブログだとかネタ作りだとか。(こないだ作った新ネタがあまりハマらなかった。畜生)
それが一段落すると絵本制作。
コレすべてリビングにあるちゃぶ台の上での作業。
大体は絵を描いている途中でおちる。
気休め程度の絨毯はあるので直接床ではないのが救い。
2時間くらい睡眠をとった後、腰が痛くなって目が覚める。
それがどうした事か、昨夜はなんとなくベッドに行ってしまったのだ。
読書を試み、本を開いたとほぼ同時くらいではなかろうか、おちた。
本の内容の記憶が一切無いところをみると、おそらくそのスピードで目を閉じたのだろう。
そして残酷な夢を見た。
朝起きて、自己嫌悪に陥る。
何ができたか、この時間。もう天狗か俺は。
そして間もなくベッドを恨む。
こいつのせいだ。
こいつがフワフワと気持ち良くさせてくれたから、僕はサボってしまったのだ。
ベッドを捨てようかと思うね。
ソファーを捨てたように。
ただ、風邪なんかをひいて一日で急いで治さなければならない時にベッドは必要なのだ。あいつに救われた事が何度かあるし、これからもある。となると捨てにくい。
そして最近思うこと。
部屋の調度品や、そもそも部屋の大きさ・・いらないね。
結局、見栄なんだという事がわかった。
女の子を家に呼んだ時に、後輩を家に呼んだ時に、成功者の匂いを出したかったんだと思う。もう人を家に招き入れる事を辞めたから、そんな匂いはどうだったいい。
新世界の4畳半のアパートに住んでいた頃、なんの不備もなかった。
男が一人で暮らすには、それぐらいで十分なのだ。
少し考え直そう。
あと全然関係ないけど、先日のボクシング世界戦。
反則行為を犯し、負けて帰る亀田大毅選手に『切腹コール』が起こった。
記者会見で「負けたら切腹する」と豪語したしっぺ返しか。
人間て怖いなと思った。
「切腹はしないんですか?」みたいな事を聞く記者さんもいたもんだ。
理由は何であれ、『切腹』を煽るのは絶対に間違っていると思う。
あの会場で『切腹コール』をした多くの人達やあの質問をした記者さんは絶対に間違っていると思う。亀田大毅選手が試合前の記者会見でその言葉を口にした時に、「そんな言葉を簡単に言うもんじゃない」と人は思っただろう。
その考えが正解だと思う。言うもんじゃない。だから試合前に新聞に叩かれた。
でも切腹コールなんてした時点で、その時の亀田大毅選手と同じレベルだ。
『切腹』なんて簡単に言っちゃいけないのだ。
子供が観てるのだ。その姿を。
『切腹コール』で盛り上がる大人の姿を。
何も知らない子供が。
そして僕は昨日、そんな残酷な夢を見た。