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山・川・海の魅力体感 まるごと黒部開幕

2007年10月14日

山・川・海の魅力体感 まるごと黒部開幕

 地域ブランドの創造と育成を目指す「まるごと黒部」(同実行委員会主催、県後援)は十三日、黒部市総合体育センターをメーン会場に始まった。「旬感!体感!山・川・海のワンダーランド」をテーマに、多彩な催しを通じて、海から標高三、〇〇〇メートルに広がる黒部の魅力を発信する。同時開催の地元の産業展「くろべフェア2007」も開幕し、会場は終日大勢の人出でにぎわった。どちらも十四日まで。

 初日は同センターで記念式典があり、実行委員会長の梅沢北日本新聞社長、顧問の堀内市長、参与の中西清一黒部商工会議所会頭があいさつ。知事代理の藤木県知事政策室長と川上浩市議会議長が祝辞を述べた。

 梅沢社長が、黒部川扇状地の水をイメージして制作されたガラスオブジェ「湧水(ゆうすい)」を堀内市長に贈った。俳優の宇梶剛士さんの「夢を持って生きる」と題したトークショーがあった。

 会場では、黒部川扇状地の恵みが詰まった二種類のスペシャル弁当を販売した。体験コーナーとして「森のクラフト教室」や「ガラス玉網掛け教室」、「ストローカイトづくり教室」などが設けられ、大勢の親子連れが参加した。市コミュニティセンターでの「一夜干しづくり教室」や、生地地区を散策するまち歩きイベント「清水(しょうず)めぐり」もあり、参加者は黒部の魅力を堪能した。

 同時開催の「くろべフェア2007」では、市内の事業所がそれぞれの製品や技術を紹介した。

 「まるごと」事業は、北日本新聞社が県内の自治体、住民と連携しながら、各地の自然や文化、食などを生かした新しい地域づくりを目指すのが狙い。実行委は、北日本新聞社と黒部市、同市教育委員会、富山地方鉄道、黒部商工会議所、宇奈月町商工会、同市観光協会、宇奈月温泉観光協会、宇奈月温泉旅館協同組合、同市自治振興会連絡協議会、同市体育協会、黒部農業協同組合、くろべ漁業協同組合、生地魚市商業協同組合で構成。とやまソフトセンターが共催している。

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