【デジカメ倶楽部】
--- ケータイMode ---
何事も基礎から始まり基礎に終わります。
デジタルだからと言って知らずに通れない銀塩一眼レフの基本のお勉強です。
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カメラの歴史
カメラの語源ってご存知ですか?ラテン語の「カメラ・オブスキュラ」で、「暗い部屋」という意味らしいです。
最初のカメラはいわゆるピンホールカメラです。箱に穴を開けて置いておくと、反対側の面に(上下さかさまになった)像がうつる、という自然現象を利用したものです。光は電磁波の一種なので直進してブツにあたると反射して跳ね返ってくるんですね。
この自然現象を利用しようとした頭のいい人がいたんでしょうね。それも紀元前からあるそうです。
次に工夫されたのは単なる穴ではなく「レンズ」なるものをはめ込んで少しでも良いピント合わせが出来る様になったのです。
次の改革は19世紀に入ってからです。像の写る面に「感光剤」なるものを使用して像を固定させることを考え出したのです。
モノの本によるとフランスのニエプスという人が感光剤にアスファルトを用いた世界最初の写真撮影を行ったそうです。
次の改革は同じくフランスのダゲールという画家の人が硝化銀をもちいることによって、撮影時間の大幅な短縮を可能にしました。アスファルト時代は8時間近くかかっていた撮影を一気に30分まで短縮したと言われています。これぞ革命ですね(フランス革命?)。
イギリス人も負けていません。タルボットと言う人がネガ・ポジ法を発明しました。これにより焼き増しが可能になったのです。
カメラの仕組み
一眼デジタルカメラって、結構ボタンとか多いけど、近頃はずいぶん簡単なものなんだな(撮影に関してですよ、機械的なことはさっぱり分かりません。IT会社の人間なのにね)と感じるようになりました。
結局のところ、ピントを合わせて、絞りを決めて、シャッタースピードをあわせるだけじゃないか、とこの頃思うようになったのです。ピントに関してはAFならほとんど気にしなくていいですから、絞り&シャッタースピードだけなんですよね。
もちろんライティングや構図(フレーミング)といった芸術的側面もありますが、突き詰めると上記の2点に集約されてしまうと思うのです。
閑話休題。カメラの機械的側面を考えてみたいと思います。
カメラというのは、レンズから入った光(すなわち被写体の像)が内部のミラーで反射されます。
その光はピント合わせを行うための「ピントグラス」に導かれます。
そこで反射した光はカメラの上部にある「ペンタプリズム」というところで「正像」となります。
アイピース(ファインダー接眼窓)で見えるのはその正像です。
こんな風にしてレンズから入った光がミラーに反射されて、ファインダーで確認できるわけです。これがステップ1。
第二ステップはシャッターを押すことです。シャッターを押すとミラーが跳ね上がって、フィルム面に光が直進し到着します。
第三ステップは第二ステップと同時に行われ、シャッター幕といわれるものが走り、いよいよフィルム(デジカメの場合は素子)に露光されます。
そして最後のステップとしてミラーが元の位置に戻り、絞りも同時に開放に戻ります。
文章で書くとつらつらと書きつらなければいけませんが、図で見れば一目瞭然です(時間ができたら図を載せますね。フリーハンドですけど。イラストレータとか使えればな・・・)。
一眼レフカメラの撮り方
まずは基本のキから。フィルムの装填です。
フィルム存在確認窓というのがどの一眼レフ(銀塩の場合ね。デジタルはメモリカードがフィルムなのかな)にもありますので、フィルムの有無を確認します。
もしくはカメラのスイッチを入れて液晶表示部を見ることでも可能です。フィルム枚数や、パトローネ(フィルムの入れ物ですね)の有無を確認します。枚数の数字とパトローネのシンボルマークが無ければフィルムは入っていない、と判断します。逆にいうと撮影途中では今まで何枚撮ったか、もしくは何枚撮れるかが分かるわけです。
フィルムが入っていないことが確認できたら、フィルムを箱とケースから取り出します。念のため日陰で行いましょう。
箱は側面の半円形のミシン目を指で押せば開きます。
プラスチックケースは言わずもがな、ですね。撮影中はこのケースも持ち歩きましょう。パトローネ単体で乱暴に扱うとあとで泣きます。
次にカメラの裏蓋を開けます。これも日陰で。
この作業は慎重にやりましょう。
屋外などでは、まず首にストラップをかけ、胸でカメラを支えつつ開けます。
しゃがんで桃ではなく腿でカメラを支える方法もあります。
屋内でテーブルなどがある場合はそこにおいて行うのが一番安全でしょう。
いよいよフィルムの装填です。
ほとんどのカメラは軸受けが下に付いていますので、パトローネの頭(出っ張りのある方ね)を軸受けに合わせながらパトローネを収めます。
次にパトローネを左手で押さえながら、フィルムを少し引き出します。
引き出したら、シャッター幕をはさんだ右側にある巻上げ部のフィルムマーク(指標)に先端を合わせます。
パーフォレーション(フィルムの上下にある連続した穴)にスプロケット(シャッター幕の右側の上下にある歯車)に合わせます。
あとは裏蓋をしめて出来上がりです。お疲れ様でした(あ、レンズは付いてますよね。レンズキャップをはずすことも忘れずに)。
脱線ですが管理人の使用しているNikon D70はCyber-shotと違い、液晶に対象物が写らない仕様になっていますが、ほかのデジタル一眼ってどうなんだろう?カメラを動かした時処理が間に合わない?ご存知の方、ご教授いただけると幸いです。
さあ撮るぞ!でもその前に・・・
さて、フィルムも入れたしさあ撮るぞ!おっと、でもその前にもう少しカメラのことを勉強してみよう。
最近のカメラは良く出来ていて、AF一眼レフならAutoモードにしておけばまず致命的にひどい写真にはならない。それなりのものが撮れるはずだ。だから構図やライティングを学ぶことが先だという意見はあるでしょう。
でも、カメラの仕組みを何にも知らなくて本当にいい作品って作れるのだろうか。ある程度までは上達するだろうけど、やっぱりいつか壁にぶち当たるのではないかと管理人は思うのであります。
写真をとるのは老若男女を問わずとても楽しいことだと思います。特に日本人だからかな?メガネに出っ歯にカメラの世界だし。
楽しんで写真を撮るのは他に代えられない楽しみだと思うのです。苦しんでまで写真を撮ろうとは思わない、だけど苦労して撮るのはそれもまた楽しいことなんじゃないかな、と思います。
やっぱりカメラに使われるのではなく、カメラを使いこなす方が本当じゃないですか。
そこでもう少しカメラのことを学んでみようと思います。でも先にも書いたように突き詰めれば絞りとシャッタースピードだけ。分かれば簡単なことだと、とりあえず理解した(と一人で思っている)管理人は考えます。
というわけで写真の表現の多くは絞りとシャッタースピードになります(もちろん構図やフィルター、フィルムの感度、カメラとレンズそれ自体に左右されるのは言うまでもありませんが・・・)。
では、とりあえずとっつき易いシャッタースピードについて考えていきましょう。
シャッタースピード
2",1",1/2,1/4,1/8,1/15,1/30,1/60,1/125,1/250,1/500・・・
このなぞの数列は何だと思いますか?これこそが一眼レフのシャッタースピードなのです。
でも、どういう法則で並んでいるのでしょうか?勘の良い方ならばお気づきかと思いますが、(ほぼ)1/2ずつ減っているんですよね。
でも、ちょっと待った!1/15とか1/125ってなんじゃーい、と言われると思います。仰るとおり、変な数字です(そもそも分母が偶数でない)。
でも、誰が決めたか写真の世界ではこの数字を使うのです。
種を明かすと、用は1/2の数列の分母を分かりやすいように四捨五入のように(六捨七入れ?)しているだけなのです。
でも、管理人は思うのです。これだけデジタルすなわち二進数が生活の中に溶け込んだ現在、1/16とか1/128,1/256,1/512なんて数字が使われるようになってもいいのではないか。現にデジカメのメモリカードは128M,256M,512Mなんて製品ですよね。
でも誰かが決めたのです(誰かは存じません。ライカの人?ご存知の方是非ご教授下さい)
カメラの世界ではこうなんです。とにかくこうなんです。要は慣れです慣れ!!!
はぁはぁ、つい興奮してしまいました。でも本当に慣れますよ、一月もマニュアルで撮影していれば。
閑話休題。1/2と1/4の関係って何だと思いますか?答えは1/2から1/4にすることをシャッタースピードを「一段」早くする、です。逆場合は一段遅くする、ですね。
シャッタースピードの数字が分かったところで、次にそもそもシャッタースピードって何だろうか、ということを考えてみたいと思います。
以下、工事中です。
絞りと露出
工事中です。すみません。
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開始 04/12/1
更新 04/12/1
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