串本町串本、串本郵便局の駐車場で、コンクリートのすき間からスイカが生え、実をつけた。「ど根性スイカだ」と社員らの話題になっている。大きく育つまで見守りたいという。 郵便事業会社串本支店の社員が8月中旬、駐車場の地面をはうようにつるが伸びているのに気付いた。よく見るとコンクリートのすき間から生えており、9月中旬に花が咲いた。何か分からなかったが、その後にスイカの実が2つなり驚いたという。 楕円(だえん)形で、大きい実は直径11センチ。付近住民や通行人も実に気付いて驚いている。 ほかに直径1・5センチの実が2つあり、花は30輪以上ついている。社員らは「これから寒くなるだろうし、育つだろうか」と心配しながらも、成長を期待している。