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現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > 取り組み・活動 > 環境への取り組み アクセス!Eco東京ガスの環境活動
東京ガスの環境活動 Environmental Activities
東京ガスの環境活動TOP 東京ガスの取り組みの経緯 天然ガスの役割 いま、地球のためにすべきこと 環境のこと、あなたとともに 未来に向けて 私たちも実践しています

未来に向けて 水素ステーションの実証試験と燃料電池自動車の導入
電力・熱併給型水素供給システムの開発
再生可能エネルギーの活用(風力発電)
バイオマス利用技術開発
ホロニック・エネルギーシステム
環境調和型都市デザイン
海外環境協力
バイオマス利用技術開発
バイオマスとは、生ごみ、下水汚泥などの再生可能な生物由来の有機性資源のことで、温暖化防止に貢献する再生可能エネルギーとして、その利用拡大が期待されています。
当社はバイオマスをガス化して得られたバイオガスをガスエンジン等のコージェネレーションシステムで電気と熱に変換する技術の開発に取り組んでいます。
下水汚泥を利用した部分燃焼ガス化システム
下水汚泥ガス化プラント
下水汚泥ガス化プラント
部分燃焼ガス化システムはバイオマスから利用価値の高いバイオガスを製造する技術のひとつです。生成したガス化ガスはガスエンジンやガスタービンなどに利用可能です。
当社は2000年度から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業・同事業調査」として、「下水汚泥を利用したガス化システムに関する実証試験事業」を実施しています。この試験では日本のバイオマス資源として最も豊富な下水汚泥等を活用し、従来と比べガス化効率を高めるとともに、発電の排熱を下水汚泥の乾燥に用いるなど高効率なシステムを構築しています。

[下水汚泥ガス化プラントのシステムフロー]
下水汚泥ガス化プラントのシステムフロー
海藻を利用したメタン発酵ガス化システム
メタン発酵ガス化システムは食品廃棄物等のバイオマスを嫌気下(酸素の無い状態)で発酵させ、メタンを主成分とするバイオガスを製造する技術です。
当社は2002年度から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業・同事業調査」として、「海産未活用バイオマスを用いたエネルギーコミュニティーに関する実証試験」を実施しています。この試験では、海藻(アオサ等)をメタン発酵によりガス化しています。海藻類を利用したバイオガス製造は、海岸の浄化と地球温暖化防止に貢献するだけでなく、残さも肥料として有効活用できます。
メタン発酵ガス化プラント
メタン発酵ガス化プラント
メタン発酵残さを用いた肥料の利用(左:肥料なし、右:残さ利用)
メタン発酵残さを用いた肥料の利用
(左:肥料なし、右:残さ利用)

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ビール工場でも使用されているバイオマスエネルギー

バイオガスを使用したガスエンジン
バイオガスを使用したガスエンジン
キリンビール(株)横浜工場は、バイオガスと都市ガスを混合し燃焼する混焼システムのガスエンジンを採用しています。このシステムでは、ビール等の製造工程で発生した排水を嫌気性発酵し、生成した消化ガスを高効率ガスエンジンに利用することにより省エネルギーを実現しています。
混焼システムとは、発生量・熱量が季節・時間変動するバイオガスと、安定している都市ガスとを混合・燃焼させ、コージェネレーションの連続運転を可能とするシステムです。
この方法により、バイオガスを安定した利用しやすいエネルギー形態に変換することができ、製造したバイオガスを100%利用することでさらなる省エネルギー、経済性を実現します。
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