2007/10/13 Today's NEWS |
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市民団体が4万人分県に | |||||||||||||||||
弘前大学への高度救命救急センターの早期設置を求め、住民有志で組織する「津軽地域の救急医療を考える市民フォーラム」(堀川永一郎会長)が12日、弘前市民を中心に集めた約4万151人分の署名を県に提出した。堀川会長は短期間に予想を超える数の署名が集まったとし「市民の関心は高い」と述べ、今後も署名収集や市民への情報提供などの活動を続けていく考えを示した。 高度救命救急センターは救命救急センターの中でも特に高度な機能を持つとされ、広範囲熱傷や急性中毒などの特殊疾病患者に対する救急医療を担う。 救命救急センターと同じく県知事の要請で病院開設者が整備・運営するもので、弘前大学が医学部付属病院への設置を目指し来年度の概算要求に盛り込んだ。 堀川会長らは県庁を訪れ、佐川誠人県健康福祉部次長に署名簿を提出。この日持参した署名約4万人のほか、回収し切れなかった分が3―4千人分あるとして「市民の関心も高まっている。県民の生命を守るには早期設置が急務」と訴えた。 県側は「しっかり受け取らせていただく。大学などと協力しながら実現に向けて努力していきたい」と回答。 同時に、3次救急が機能を発揮するには1―2次救急の整備が不可欠―として、津軽地域の救命救急体制の整備や地域住民の理解、支えも重要―と述べた。 |
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