プレステ3はなぜ失敗したのか?
GameTSUTAYA Blog(10月1日)
その本のことは、知ってはいました。正直に言うと、書店で探し出して買おうと思って手には取ったのですが、ぱらぱらとめくってみてやめました。これは電撃PlayStationの編集長の読む本ではないなと、これは根拠もなく、直感したのでやめました。ちなみに、僕個人としても、その本を読む義理も必要も感じませんでした。
本当はこんな記事をブログにアップするのもどうかと思ったのですが、まぁ、どうでも。世の中に、ゲームについて書かれた本は数多くありますが、どうも、どれもこれもピンときません。攻略本を別として、読み物は圧倒的になんかこう、実感がわきません。唯一、浜村弘一さんが書かれているものは、よくわかります。単純な話、同じような職業的な経験を持っている後進として、理解できるということです。こういうことを言うとあれなんですが、ゲームについて書くことは、この業界にいない人にはなかなか難しいことだと思います。失礼のないように、でも申し上げますが、生まれた時からゲームに触れていたとか、そういう年代でもない限り、通常の出版業界で言うところのフリーランスのライターさんにも、なかなか書けない題材だと思います。もう10年くらい、題材としてはあきらめてみませんか? と、思わず提案したくなります。
ただ、今、ゲーム業界の内側から外に向けて、いろいろなことを発言していかなければならないタイミングだと思ってはいました。そしてそんなことを思っていたところで、最近、浜村さんが2冊の本を上梓されました。ばたばたしていて時間がなく、まだ読んでいませんが、近いうちに読ませていただこうと思っています。ゲーム「業界」に興味のある方はぜひ、どうぞ。あ、僕が出そうとしている本はあれですよ、「モンスターハンターポータブル2nd」についてだけ書いている本ですからw 楽しい(のか?)読み物です、はい。
※浜村弘一氏の著書「ゲームばっかりしてなさい。 12歳の息子を育ててくれたゲームたち ファミ通BOOKS」のTSUTAYA onlineでのお求めはこちらです。
※浜村弘一氏の著書「ゲーム産業で何が起こったか?」のTSUTAYA onlineでのお求めはこちらです。
※浜村弘一氏の著書「浜村通信ゲーム業界を読み解く」のTSUTAYA onlineでのお求めはこちらです。
- GAME全般
- コメント(14)
- トラックバック(0)
あくまで編集者という意味での同業者です。
根拠もなく、直感で読むのをやめたものを
文字面から見ても「買う必要ないこんなの」と
公の場で言うのはどうなんでしょう。
それ、あなたの雑誌なり本なりで同じことをされて
どっかの雑誌の編集長がそう言っていたら
どう思いますか?
もしくは、あなたはゲームもそういう目線で
見ているんですか?
このブログを見て、そう思う人がいても
おかしくはないと思いますよ。
もうちょっとナチュラルな目線で読んでみて
「買う必要はなかった」というのであれば
根拠も納得もできるはず、ではないでしょうか?
もうちょっとご自分の立場で
公の場でなにかを評価してしまう意味というのを
改めて見てみてはいかがでしょうか?