弊社は、水俣市において計画する産業廃棄物処分場について、環境影響評価準備書に係る県条例に基づく説明会
を実施するだけでなく、地域の方々との対話を継続して、共通認識の共有に向けた努力を継続してまいりたいと考
えております。
しかしながら、弊社としましては、今までの水俣市産廃対策室の対応について、本来公平中立でなければならない
行政機関のあり方として、水俣市のコンプライアンスに大きな疑問と不安を抱いております。
とりわけ、このたびの説明会終了後、会場から退席しようとする弊社社長に対し、暴力を伴う集団での阻止行動を
受け、その際ハンドバックや書類入れを奪われ、かつ受傷し、その後乗車車輌をたたくなどの暴力行為を振るう
集団の中に宮本市長の姿があり、立ち会っていた川野室長も何ら制止することもなく終始傍観されていたことに
大きな衝撃を受けております。
弊社社長は解放後医療機関で受診し、右上肢打撲症、右上肢挫創との診断を受けました。市長および対策室に対し、
行政のあるべき立場からの今後の対応を見守りつつ、弊社としましては、水俣市民の皆様の御理解を得ていきたい
と考えております。
5月13日に開催いたしました最終処分場事業環境影響評価準備書に係る説明会は、 北九州市立大学乙間教授の司会にて、以下の通り進行いたしました。
午前の部は前回お約束事項、4月9日の湧水・沢水現地立会い確認等の環境影響評価に
関する事項と住民質問に対する回答を行いました。事前に市民会議を含め質問事項を受
けておりました事から、それらの質問を踏まえて説明をさせていただきました。
午後の部は市民会議代表者による質問に対する説明を15時まで行い、その後、「市民会
議だけが市民ではないことを認識して欲しい」との声がありましたため、市民会議以外
の一般市民の方々からの質問にも回答いたしました。