「偽ヤフー」でID不正取得4千件 容疑の元組員逮捕2007年10月12日23時58分 茨城、熊本、岡山、福岡の4県警による合同捜査本部は12日、偽の「ヤフー」サイトを使い、インターネットのIDなどを不正に取得、販売したとして、福岡県久留米市野中町、元暴力団組員で会社員の友清博美容疑者(38)を不正アクセス禁止法違反の疑いで11日逮捕したと発表した。捜査本部は同容疑者が計約4000件に上るIDを取得し、全国的なネット詐欺組織にかかわっているとみている。 調べによると、友清容疑者は本物そっくりのヤフーのサイトを作り、他人をおびき寄せる「フィッシング」と呼ばれる手口で今年4月、静岡県伊東市の男性(54)のIDとパスワードを不正取得。違法サイトを通じて知り合いの男(41)に販売した疑い。ほかにも不正に取った大量のIDを売り、計約1000万円を稼いだという。販売されたIDはネット犯罪に使われた可能性が高い。
PR情報この記事の関連情報社会
|
ここから広告です 広告終わり どらく
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |