児島支所一階の市民サービスセンターでは、ブルージーンズにブラックジーンズ、デニムのシャツやベストなどを身につけた職員が窓口業務にあたりました。これは、今月27日から2日間開かれる「秋のせんい児島瀬戸大橋まつり」を前に、全国に児島のジーンズをPRしようと職員から声があがり児島支所全体で取り組んでいます。初めての試みとなるジーンズ着用は、今月26日までで初日の12日は、139人中43人がジーンズ素材を身につけました。児島支所では、市民の反応も参考にしながら今後は、クールビズ期間中などにもジーンズ素材の活用を検討したいとしています。
作品展を開いているのは、兵庫県篠山市在住のガラス造形作家・岡田親彦さんです。会場には、ジーンズをモチーフにした作品がずらりと並びました。岡田さんは、1年のほとんどをジーンズを履いて過ごすという、大のジーンズ好き。あるとき、ガラス制作の途中で偶然生まれた青い色からジーンズを連想し、それ以来ジーンズの作品を作り続けています。ひときわ目を引くのが壁に飾られたジーンズのお尻。板ガラスを砂で作ったお尻の型にのせて焼くと仕上がります。履き古したジーンズの「しわ」1本1本まで立体的に表現されています。このほかにも透明感のあるブルーとリアルな脚の形が作品として展示してあります。「ジーンズぼっけー大好き」と題したガラスの作品展は、28日(日)まで倉敷ファッションセンターで開かれています。
会場には、遺族らおよそ1200人が訪れ、第二次世界大戦で亡くなった倉敷市内の7317柱に追悼の誠を捧げました。追悼式では、黙祷が行われたあと、倉敷市の古市健三市長が、「今もなお、世界では、地域紛争などの人間同士の対立が絶えません。戦争の悲惨さと平和の大切さを次の世代に語り継ぐとともに人類の未来が平和で希望に満ちたものになるよう努力することが我々に課せられた重大な責務です」と追悼の言葉を述べました。また、倉敷市遺族連合協議会の平田晶三会長が近年多発する犯罪などを挙げ「人の命を軽視する傾向が強まっています。戦後の日本人の心の原点を見つめなおす必要があります」と戦争の記憶が次第に薄れ行く現代に危機感を募らせました。つづいて献花が行われ、参列者が祭壇に次々と菊の花を供えました。参列した遺族らは、祭壇の追悼の標にむかい、静かに手を合わせ、戦没者の冥福を祈っていました。
この表彰は、玉野地区雇用開発協会と玉野職業安定所が、障害者と高齢者の雇用促進や啓発を目的に毎年、行っているものです。今年は、障害者雇用優良事業所として三金日比港運に特別表彰が贈られたのをはじめ社会福祉法人「陽光会」と三造機械部品加工センターに玉野地区雇用開発協会長表彰が贈られました。また、知的障害を克服し介護士の仕事を続けている田中知美さんが優良勤労障害者として表彰されました。その他、高齢者雇用優良事業所として三井物産厚板加工へ感謝状が贈られました。このあと、受賞者を代表して三金日比港運の瀬能守さんが「今後も障害者の雇用拡大のためより一層の努力をしてまいります。」と謝辞を述べました。
玉野市では、ゴミの減量とリサクルに対する興味と関心を高めてもらおうと、年2回、不用衣類のリサイクルセールを行っています。今回も、一般市民などから家庭で使わなくなった衣類や雑貨など1200点あまりが玉野市槌ヶ原のリサクルプラザに持ち込まれました。会場では、これらを仕分けしてそのまま使えるものは、中古衣料品として大人もの100円子供もの50円の破格値で販売されました。また、汚れやキズが目立つTシャツやトレナーなどを再利用したおもちゃや使い古しのストッキングをすき間モップに変身させたリフォーム作品も販売され人気を集めていました。その他、地元で採れた野菜などで作ったケーキやクッキーのバザーや喫茶コーナーも設けられ、掘り出しものを探す主婦などでにぎわっていました。