国内 10月5、6日に放送された長澤まさみ(20)主演のドラマ『ガンジス河でバタフライ』(テレビ朝日系)の視聴率が、前編が7.6%、後編が6.2%と「惨敗」したのが明らかになった。
普段、同じ曜日の同じ時間帯で放送されている『SmaSTATION!!』が、平均で10%を超えているのを考えると、まさにこの数字はテレビ朝日系社員にとってショック以外の何物でもない。 『ガンジス河―』は、「メ~テレ開局45周年ドラマスペシャル」と銘打って制作された大型企画ドラマ。主演は長澤で脚本は宮藤官九郎、原作はベストセラーで、特別出演に中谷美紀と話題にも事欠かなかっただけに、制作した名古屋テレビはもちろん、テレビ朝日本体も相当気合が入っていたようだが…。 テレビ雑誌の記者は語る。「番宣をかなり早い時期から打っていましたし、その数も放送日が近づくにつれて激増していきました。また、放送日前日の夜には、宮藤がシナリオハンティングにインドに行った様子をメイキング番組として放送するなど、局をあげて宣伝に努めていました。しかも放送日が3連休中の23時台。視聴率の最低ラインは12%に設定したと聞いていますから、2桁にいかないどころかその半分のこの数字では、関係者が青ざめている様子が容易に想像できます」。 もちろん、その青ざめた関係者のうちの一人が主演を務めた長澤まさみだろう。 6月末から一ヶ月間、酷暑のインドでのロケに臨んだ長澤。ドラマのタイトルどおり、実際にガンジス川でバタフライをするなど、本人も力を入れていただけに、今回の結果は残念なこととなった。 長澤は直近で主演を務めた『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)で、平均視聴率17.3%と良い数字を出していただけに、ここで好成績を収めれば、熾烈を極める若手女優のトップ争いから一歩抜けだせたはずだが…。 「気になるのは前編の7.6%という数字です」と語るのは前出のテレビ誌記者。「後編で視聴率が落ちたのは前編がつまらなかったり、裏番組が強かったりと理由を見つけることが出来ますが、少なくとも話題作の初回でこの低い数字では、視聴者の食いつきが全くなく、長澤まさみ本人が数字を持っていないと思われても仕方ないかも」。 だが、14日には長澤が主演を務める連続ドラマ『ハタチの恋人』(TBS系・日曜21時)がスタートする。共演の明石家さんま(52)演じる中年男と恋に落ちるという難しい役どころで事前の話題性は十分。この悪い流れを断ち切って、汚名を返上することができるか注目だ。 ■関連記事 ・沢尻エリカとあのビッグタレントを組ませる企画構想 ・民放連ドラ 視聴率低調の中、「土11」が健闘 ・柳原可奈子、小島よしお高評価の裏でオリラジに暗雲
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