亀田側が反論「反則は故意でない」 長兄興毅も疑惑否定2007年10月12日22時59分 11日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで反則が相次いだ挑戦者の亀田大毅と父の史郎トレーナーについて、日本ボクシングコミッション(JBC)が処分の検討を始めたことに対し、亀田側は12日、即座に反論のコメントを出した。 史郎氏は、反則は若さから出たもので故意ではないとしたうえで「セコンドについたトレーナーとして反則行為を止められなかったことは反省する。ただ、これも闘志の表れであって、結果として反則行為となったことを理解していただきたい」。 長兄の興毅にも目つぶしを指示した疑惑が浮上しているが「大毅に反則させるようなことは絶対にあらへん」と疑惑を否定した。 一方、各ジムで作る東日本ボクシング協会は15日の理事会で、協栄ジムへの処分を話し合う。協会はすでにテレビ映像で、史郎氏が反則行為を促すような発言があったことを確認。同ジムの金平桂一郎会長に説明を求める。北沢鈴春事務局長は「セコンドが反則を促したなら、競技への信頼を失墜する行為。監督責任を問い、ジムに対して戒告などの処分を下す可能性もある」と話した。 また、この日、大毅が試合後、初めて「今回は完敗。それは素直に認める。体と心をもっと鍛えて、また世界の舞台に立ちたい」などとコメントした。 PR情報スポーツ
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