女性暴行 米兵息子を逮捕
【沖縄】沖縄市内の飲食店で従業員の女性(22)を殴り、性的暴行を加えたとして沖縄署は九日、在沖米空軍嘉手納基地内に住む無職のケビン・エル・パークス容疑者(21)を強姦致傷の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、パークス容疑者は今月一日午前四時から五時ごろまでの間、営業中の飲食店内で、料金の支払いを求めた女性従業員の顔をビール瓶で殴り、声が出せないように口をふさいで性的な暴行を加えて逃走した疑い。女性は全治一週間のけがを負った。
沖縄署が別の飲食店従業員の目撃証言などから同容疑者の似顔絵に基づき、米軍の捜査機関と協力して同容疑者を割り出し、任意同行。容疑を認める供述をしたため、逮捕した。
同容疑者は、調べに対し、十日に米本国へ帰国する予定だったと供述。九日に沖縄署の捜査員が嘉手納基地内の自宅から同容疑者に任意同行を求めた際、室内では荷物などがまとめられていたという。パークス容疑者の母は嘉手納基地に勤務する大尉。
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