救急薬とは
ちょっとした症状の時に、ある程度気軽に使用できる薬のことです。本来ならどんな症状であれ必ず病院にかかってその都度処方して貰わないといけないのですが、たとえば真夜中にちょっと熱があって坐薬を使いたいけど手元にない!時は、深夜であっても熱の子を抱えて雨風雪の中、救急外来に行かなければなりません。坐薬が1本手持ちに無いというだけで、親も子も、そして診療する医療機関側も体力を無駄に消耗しなければならないのが現在の小児救急の実情です。
小児の薬は安全性を重視して作られていますので、多少使い方が乱暴であっても大きな弊害は出ません。ありえない危険性を問題にするあまり処方を出し惜しんで結果的に救急システムが崩壊するくらいならば、各家庭にある程度の「救急薬」と置いて、それを適切に使えるようにすれば、親も子も安心、医療機関も深夜の無駄な受診を抑制でき、本来診なければならない重症患者に注力することができます。
ところが、
誰でも考えつくこんな単純な話が、病気になってからしかの治療以外を原則として認めない現在の医療制度下では、貰いたくても貰えない、出したくても公然と処方することは出来ません。車は公道を50キロ少々で整然と安全に走ることができますが、実は10キロオーバーの交通違反です。警官も裁判官も普段は自分も50キロで走ってるハズなのに・・。
ということで、
コッソリと必要な救急薬を備蓄されることをお勧めします。なにがしかの受診ついでに、プラスアルファで救急薬を揃えていかれると良いでしょう。どんな薬がいざという時に有用なのか?は、以下の救急薬リストをご覧下さい。