11日に行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで内藤大助選手に判定負けを喫した亀田大毅選手の陣営が12日、所属事務を通じてコメントを発表した。
父の亀田史郎トレーナーは、内藤選手に投げ技をかけるなど、大毅選手の度重なる反則行為について、「故意ではありません」とまず釈明。さらに「トレーナーとして止められなかったことは反省しております」とし、「結果として反則行為となってしまったことをご理解していただきたい」と強調した。史郎トレーナーは試合前日、大毅選手が「負けたら切腹」と宣言したことについては一切触れず、「本人も深く反省し、一から出直す覚悟ですので、今後ともよろしくお願いいたします」と結んでいる。
またセコンドに入った兄で前世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級チャンピオンの興毅選手もコメント。テレビ放映で「肘で目をやれ」などの指示を大毅選手に出したことが映されたことについては、「発言が誤解されているみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されているようなもんやない」としたうえで、「あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えという意味。亀田スタイルの基本」と解説した。
さらに興毅選手は「今のグローブはサミング(親指による目潰し)出来んように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん」とし、「俺が大毅に反則をさせるようなことは絶対にあらへん」と主張している。
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