私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を介して警察情報などを流出させたとして、三重県警は12日、亀山署刑事課の男性巡査(30)を懲戒免職とした。ウィニーによる警察情報流出で警察官が懲戒処分となったのは警視庁に次いで2例目という。
県警監察課によると、巡査は警察学校に在籍していた昨年1〜3月、寮の同僚から警察情報が入ったデータを入手し、私有の外付けハードディスクに保存。亀山署に異動した後、自宅パソコンから音楽ファイルなどをダウンロードした際、ウイルスに感染し、ウィニーを介して、警察関連情報約1900件を含む約2000件がインターネット上に流出した。
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