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【社会】

医師派遣事業に1億円寄付 北海道のパチンコ経営者

2007年10月12日 01時08分

 北海道旭川市の旭川医大が計画している医師不足地域への医師派遣事業に対し、道内でパチンコ店などを経営する太陽グループ(札幌市)が1億円を寄付することを決め、両者が11日、発表した。

 旭川医大の吉田晃敏学長によると、計画は学部卒業後1−2年目の研修医が対象。希望者に毎月20万円の「研修資金」を最長で2年間支給するかわりに、その後、道内の医師が不足している地域の病院で、受給期間と同じ期間の勤務を義務付ける。寄付金をこのための資金とし来年度から毎年20人に支給するという。

 太陽グループの東原俊郎社長は記者会見で「地域活性化への突破口になってほしい」と話した。

(共同)
 

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