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地域医療の空白つくるな

公明新聞:2007年10月12日

東十条病院の診療休止発表で都に地域医療の確保を要請する大松都議(中央右)ら

「東十条病院」の休診発表で 患者、住民の不安解消せよ
公明党都本部北総支部が都に要請

東十条病院の診療休止発表で都に地域医療の確保を要請する大松都議(中央右)ら

 公明党東京都本部北総支部(大松成総支部長=都議)は11日、都庁で、都内北区にある総合病院「東十条病院」が医師の確保が困難になったことを理由に、今月(10月)末で全科休診すると発表したことに関し、石原慎太郎知事あてに、安心の地域医療サービスの確保を求める要望書を提出した。これには、大松議員と北区議会公明党の代表が出席。都側は安藤立美福祉保健局長らが応対した。

 東十条病院は350の病床数を持ち、都の災害拠点病院にもなっている地域の中核病院。

 申し入れで大松議員は、既に新規の患者や救急搬送の受け入れを断っている現状を指摘し、「通院・入院中の患者はもとより、地域住民からも不安の声が寄せられている。患者への十分なケアは当然として、病院の今後の経営方針を明確にするよう都から指導してほしい」と要請。さらに「命に関わる問題であり、地域医療サービスの空白をつくらないよう積極的な対応をお願いしたい」と求めた。

 これに対し安藤局長は「要望を踏まえ、中核病院としての役割を果たしてもらえるよう努力したい」と述べた。

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