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韓国電機大手、相次ぎ「有機EL」量産へ

 韓国電機大手が相次ぎ次世代ディスプレーの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を本格量産する。サムスンSDIは9月から量産を開始。LGフィリップスLCD(LPL)も来年上半期の量産開始を目指す。有機ELを次世代ディスプレーの本命と位置づけ、液晶パネルからの切り替えを狙う。

 サムスンSDIは天安事業場(忠清南道天安市)に4775億ウォン(610億円)を投じて量産ラインを建設した。生産能力は月150万枚(2インチ換算)で、来年は同300万枚と2倍に引き上げる計画。

 日本ではソニーが12月に有機ELのテレビを発売するが月産は2000台。サムスンは「本格量産は当社が世界初」と説明する。携帯電話や携帯音楽プレーヤー用の小型パネル向けで、10―12月期に2.6型を日本の携帯電話メーカーに供給する。テレビ用大型パネルも開発する。(ソウル=鈴木壮太郎)(20:41)

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