アニメやゲームのキャラクターなどを描いたユニークな自動車「痛車」が一堂に会する「ドキッ! 痛車だらけの走行会」(同実行委員会主催)が7日、千葉県市原市の南千葉サーキットで行われた。人気アニメ「らき☆すた」や「魔法少女リリカルなのは」などのキャラクターが描かれた約50台が参加し、タイヤのスリップ音を鳴り響かせて見事なドリフトを決めるなど約3時間の走りを楽しんだ。
痛車は、イタリア車の「イタ車」に、見ていて「痛く」なるような車の意を重ねた造語で、バイクは「痛単車」と呼んで愛好家たちが楽しんでいる。走行会は、サーキットを走る楽しさを知ってもらおうと企画、首都圏を中心に大阪府や宮城県からの参加者もあり、全長580メートルのミニサーキットを順番に疾走した。静岡市の会社員男性(20)は、「地元にない企画で楽しかった。次はもっと広いコースで走ってみたい」と笑っていた。
実行委では、次回は来春、福島県のサーキット場での企画を予定しているという。【河村成浩】
2007年10月9日