「亀田3兄弟」の二男で挑戦者の亀田大毅を大差の判定で下し、初防衛に成功した王者・内藤大助(33)の公式ホームページには試合直後から一夜明けた12日も、亀田への批判とともに「国民の期待にこたえてくれてありがとう」「亀田が勝ったら、世の中狂っていた」「日本の宝だ」と、ボクシングを超えた賞賛の声が殺到した。
書き込みでは「東京都に住む30代の女性」から「同年代ということもあり、応援していました。最初から最後まで、大人としての、またスポーツマンとしての対応に感動しました」、近畿地方の70代男性を名乗る書き込みには「あなたのような人を、真のボクサーと言う。立派だった。嬉し涙が、頬をつたう。これから君は、驕ることなくチャンピオン街道をひた向きにはしれ。君は日本の宝・世界の宝です」といった声が寄せられた。
亀田が年長の王者を「ゴキブリ」とののしるなど、傍若無人な振る舞いを続けたことに対する反感が噴出したのか、「亀田家がゴキブリ以下って事を証明できましたね。とにかく、相手にならなかった事が証明できて、感無量です」。最終ラウンドの反則を皮肉って「亀田はボクシングやめて、K1にいったらいいんじゃないかな」という声も。
「これで昨日亀田が勝ってたら世の中狂ってましたよ。言いたい事を好きなだけ言って人を称える事もできないやつがチャンプになったりしたら。内藤選手の勝利はいろいろな意味ですごい価値があるものでした」と、掲示板にはボクシングファンのみならず、過剰な演出やモラルの低下を憂える“国民的な”賞賛の声があふれた。
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