飲酒運転の基準厳格化を提案=王立事故防止協会
英国の消費者団体「which?」は9日、飲酒運転と認定される血中アルコール度を「現在の100mlあたり80mgから、100mlあたり50mgへ厳しくすべき」という王立事故防止協会(Rospa)の考えを明らかにした。
同協会によると、血中アルコール量を測定する呼吸テストはちょうど40年前に導入され、導入当時は飲酒運転で年間1万3000人が死亡していたが昨年は2500人まで減少した。だが、呼吸テスト導入当初の目的である「飲酒運転による恐怖が根絶されること」がまだ実現できてないことから、今回の規制強化を提案したという。
(2007年10月9日発信)
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