元店長、求刑上回る懲役12年──ステーキ店女性客暴行で大阪地裁判決

 
              
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元店長、求刑上回る懲役12年──ステーキ店女性客暴行で大阪地裁判決

2007/09/27配信
 女性客への強盗強姦と逮捕監禁の罪に問われた大阪市中央区のステーキ店「ペッパーランチ心斎橋店」=閉店=の元店長、北山大輔被告(25)と元店員、三宅正信被告(25)の判決公判が26日、大阪地裁であった。杉田宗久裁判長は、主犯の北山被告に懲役10年の求刑より重い懲役12年の実刑判決を言い渡した。三宅被告は求刑通り懲役10年とした。

 杉田裁判長は「飲食店のスタッフが食事中の女性客を襲うという前代未聞の衝撃的な凶悪事件。社会的影響も看過できない」と指摘。特に主犯の北山被告については「不合理な供述を繰り返し、自己の責任に真摯(しんし)に向き合っているのか疑わしく、同種事件の中でも悪質さが抜きんでている」などと述べ、「検察官の求刑は軽すぎる」と結論づけた。

 判決などによると、北山被告らは5月9日午前零時20分ごろ、同店で食事をしていた女性をスタンガンで襲うなど暴行。現金約5万5000円入りの財布などを奪ったうえ、女性に睡眠薬を飲ませて車に乗せ、泉佐野市内の貸し車庫に拉致して乱暴した。女性は約9時間後に自力で脱出した。
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