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【国際】

軍事技術流出防止に本腰 米政府、中国やイラン警戒

2007年10月12日 09時31分

 【ワシントン11日共同】米国土安全保障省や司法省などは11日、戦闘機やミサイルの部品、暗視スコープなど米国の高度な軍事技術が、中国やイランを含む「敵性国家」に流出し続けているとして、省庁横断の対策チームを発足させ、取り締まり強化に乗り出すことを決めた。

 11日ワシントンで記者会見したマイヤーズ国土安全保障次官補らによると、ユタ州で先週、現在イラン空軍でしか使用していない旧式のF14戦闘機の部品をインターネットを通じて販売しようとしていた男性2人を摘発。

 その前週にはカリフォルニア州の技術者が中国人民解放軍に横流しする目的でコンピューターチップの設計図を盗んだ疑いで起訴されるなど、違法なハイテク流出が相次いでいるという。

 

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