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妊婦救急医療で輪番制 知事が要請 産婦人科医会アンケート調査へ
県産婦人科医会(齊藤守重会長)は11日、妊婦の一次救急医療体制を整備するための会合を開催。出席した荒井正吾知事から「輪番制」実現に向けた協力要請を受け、近く会員を対象に、制度確立に向けて勤務実態などを把握するアンケートを実施することを決めた。
同会には産婦人科の開業医や勤務医ら151人が所属。この日の会合には32人が出席した。
冒頭、荒井知事が県の北部と中南部で計画している輪番制について説明し、協力を要請。出席した開業医などからは「現状では対応が難しい」といった否定的な意見も出されたが、最終的には制度確立を前向きに検討していくことを確認した。
会合後、記者会見した齊藤会長は「できるだけ早い時期にアンケートを実施し、輪番制を実現させたい」と話した。