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日本電子データム、上海に保守点検会社−顧客サポートを充実

2007年10月12日

 【立川】日本電子データム(東京都昭島市、末永泰信社長、042・542・1111)は、電子光学機器や分析機器の保守点検などを手掛けるサービス会社を中国・上海市に設立、11月上旬に業務を開始する。上海や広州を中心とする中国東南部地域での顧客サポートを充実するのが狙い。

 新会社名は「捷欧迪拓姆貿易」。資本金は20万ドル(約2300万円)。従業員には日本人技術者2人に加え現地技術者を16人採用した。

 新会社では点検整備のほか、装置の移設や設置室の環境整備なども手掛け、幅広いサービス体制を築く。

 日本電子データムは親会社である日本電子の製品サポートを請け負うエンジニアリング企業。中国進出の背景には、日本電子が中国で代理店を使った蛍光X線分析装置などの小型量販品の拡販に注力し、販売台数を伸ばしたことがある。

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