青森県子育て支援　協賛店に登録証　２１日スタート

　青森県が妊婦と子育て家庭向けの優待制度「あおもり子育て応援わくわく店」を２１日にスタートさせるのを前に、１１日、青森、八戸両市の協賛店に登録証を初めて交付した。岩手県も同様の制度を１１月に開始する予定。

　わくわく店は県内の事業者に、妊婦と１８歳未満の子どもを連れた家族のためのサービスを用意してもらう事業。割引や特典がある「にこにこ店」と、授乳室設置など子連れに配慮した「ほのぼの店」の２種類あり、これまでにショッピングセンターや飲食店など２９業者が登録した。

　１１日は三村申吾知事が、にこにこ店に登録した青森市の衣料品店「ファッションマートあきもと東青森店」を訪れ、経営する「あきもと」（五所川原市）の秋元和雄代表取締役に登録証とステッカーを手渡した。

　同社は４月から子育て家庭を対象に５％割り引きの買い物カードを発行しており、５店舗を登録した。秋元氏は「町ぐるみで子育てを応援するムードをつ
くりたい」と語った。

　三村知事は同日、ほのぼの店に登録した八戸市の八食センターにも登録証を交付した。