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民主、映画で医療考える 「シッコ」鑑賞会企画

2007年10月12日09時06分

 民主党は、米国の医療制度の暗部を描いたマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「シッコ」の無料上映会を24日に開く。小沢代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の党3首脳もそろって鑑賞する。

 「シッコ」は国民皆保険制度がない米国で、民間保険会社の払い渋りによって高額の自己負担分の費用が払えず、適切な医療を受けられない人々を追ったドキュメンタリー。

 日本では、医療制度改革で医療費の自己負担が増加。株式会社の医療参入や、保険診療と保険外診療の併用を認める「混合診療」も一部解禁されている。山田正彦「次の内閣」厚生労働相は「このままでは日本の医療も崩壊するという問題意識を共有したい」と話す。

 ムーア監督に来日を呼びかける手紙も出しており、講演や小沢代表との対談を実現させたいという。上映会は午後5時半から憲政記念館(東京都千代田区)で。

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