岡山市での火災による焼死者が1948年の開設以来ワースト記録となった昨年のペースに近づいていることを受け、市消防局は10日、市民へ火災予防を広く呼び掛けようと、消防車両による移動アナウンスを始めた。 約30台の車両を使い、焼死者の状況、注意事項、火事になった場合の対応、日ごろの備えについて、具体的に知らせる。 同市では今年、同日までに火災件数が250件で、前年同期より62件増加。火災による死者は13人で、前年同期の14人に近づいている。