拳論!取材戦記

- Diary of Journalists ROUND 3 -

ボクシングを守った内藤〜WBC世界戦

▼WBC世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
王者・内藤大助(宮田)3−0 同級14位・亀田大毅(協栄)
※王者が初防衛  117-107、117-107、116-108


 試合後のプレスルームや関係者の行き交う舞台裏が凄まじかった。さっさと逃亡する亀田家一行を横目に、僕が「追わなくていいんですか?」とスポーツ紙のベテラン記者に言うと「ふざけている!こんな連中を許しておけないよ!」と憤っていた。同様の声はそこら中で聞かれた。あの温厚な名城信男も「最低!」と何度も言っていた。間違いなく大半のスポーツ紙はこの怒りの論調で足並みを揃えるはずだ。それほど酷かった。

 テレビ観戦者にどこまで伝わっていたか分からないが、大毅の反則は最終回のレスリング行為だけではなく、レフェリーの目の見えないところにまで及んでいた。後にテレビ音声でセコンドからサミング(目潰し)の指示があった疑惑が広まっているが、この話が出る前に内藤が「サミングを受けた」ことを既に明かしていた。他にも故意と思われるバッティングや太腿へのパンチなどなど…それでも内藤は「そんなことしなくてもいい選手なのに」と大毅を称えた。宮田会長が振り返る。「インターバルの時、内藤がやり返していいかって伝えてきたんですが、おまえはボクサーなんだと言い聞かせました。最後まで内藤はフェアに戦ってくれたのが嬉しかった。反則は僕らが育ててきたボクシングが汚された感じです」大毅は勝負どころかボクシングを放棄し、内藤はボクサーを全うしたというのが、この試合だった。

 僕はこの試合の予測を「大毅の出方次第で大きく変わる」とした。そして「アウトボクシングはかく乱程度に使うものの攻めどころは“亀田家スタイル”でいく」と書いた。手段を選ばない亀田家が、わざわざ手の内を明かすわけがなく「アウトボクシングで行く」は姑息な情報戦と見られたからだ。実際はアウトボクシングのかけらも見せない“亀田家スタイル”の選択だったわけだが、最悪なことに、ここに反則三昧を加えるという出方だった。姑息なマッチメイクどころの騒ぎではない。今回はライセンスの停止すら叫ばれる事態だろう。

 この愚行に12ラウンド付き合った内藤はよくやったと思う。ダウンのひとつも取ってくれればもっと溜飲が下がったとは思うが、見事な大差判定勝利はKOに等しい完勝だ。もっと言えば、大毅は反則を繰り返さなければならないほど攻防戦に持ち込めなかったということ。序盤4回でほぼ勝負は見えていたし、あとは内藤が上手く倒せるかどうか、だけだった。内藤が倒せなかったのには理由がある。宮田会長も認めていることだが、フェイントの多用が裏目に出た。大毅が内藤のフェイントに引っかからなかったのだ。実は、内藤が大毅を称えたのもこの点があったからだった。「フェイントに簡単に引っかかる選手もいるのにね」(内藤)

 しかし、そこに専門誌のライター氏が鋭く内藤に質問した。「大毅は内藤選手の目を見て戦ってました?」分かるだろうか? ボクサーは目の勝負でもある。相手の視線で次に来るパンチが読める。徳山昌守は、この目を使ったフェイントが得意だったのだが、当然観衆に伝わりにくいため彼の技巧は過小評価を受けた。大毅がもし内藤の目を見ていたら、フェイントに引っかかっただろう。答えはノー。その瞬間、関係者の間から笑いが起きた。「内藤さん、大毅はフェイントに気づいてなかったんですよ」つまり、フェイントを先読みして引っかからなかったのではなく、大毅は内藤のパンチを読む手法すら身に着けていなかったということ。内藤は一言「・・・あ、なるほど」会見場は笑いに包まれた。大毅はフェイントも必要なかったレベルだったのか。ただ、宮田会長は「フェイントは内藤のスタイルだから大目に見てください」とフォローした。

 もちろん、内藤の不出来を指摘する声もあった。内藤を見慣れている人なら分かるだろうが、明らかに堅さの取れない動きが見られた。個人的には前戦の疲労が残っている印象で、しかも試合に至るまでの過程でいろいろあったことが影響として出た気がする。「一番キレのあるパンチが空振りしていた」という宮田会長に、内藤は「プレッシャーと緊張があった」と答えた。内藤有利予想が多かったことで「かなり力んでしまった」という。「クリーンヒットを狙いすぎてしまった。正面から打ち合いしても負けない自信があったから」結局、この狙いすぎが力みを生んだ。「ぶん殴りたかったから」…内藤も内心、穏やかじゃなかったわけだ。

 それでも力量差は歴然。「ポンサクより全然弱かった」と断言したとおりで、効いたパンチも「ないです」。自称宇宙一のパンチも強くなかったという。大毅はカウンターを狙っていたが、それも「上手じゃなかったですね」と一言。「後半は(大毅のカウンターを)気にしないで戦えたほどで、だからちょっともらったかもしれないけど」

「結果が全て。勝ったことで素直に喜びたい」と内藤。唯一の懸念だったカットは「完全なバッティングでした」。大毅の力量については以下の通り。「前半出てこなかったんで予想通り。自分の距離でしか戦えない選手なので、後半はもっと出てくるかと思ったんですが、出てこれなかったんでしょうね。僕が自分の距離で戦えたので、向こうは無理矢理近づいて投げたりするだけで。最後までレフェリーに分からず反則するのが上手かったですね。そんなことしなくても綺麗なボクシングやれるのに、もったいない」

 ボクシングの技術交換は乏しかった試合かもしれないが、男と男のルールある決闘だった。大毅はタフでスタミナもあったが、内藤の前では攻撃力を失効させられ、あげく試合を投げ出した。亀田家の恥を大いにさらけ出させ、正々堂々と戦った内藤は大勝利といっていい。その姿はとにかくかっこよかった。内藤の入場時、僕はゴングすら鳴っていないのに目頭を熱くしてしまった。入場曲であるCCBの恥ずかしいような歌詞がなぜか心に響く。場内に響いた内藤コールは、まるでボクシングファン全員の応援のように聞こえた。この感動もボクシングの醍醐味だ。それが味わえただけでRS席の代金は元が取れた。とにかく今回はドラマがあった。まだ映像での観戦をしていないため、後に細かい部分でまた思うところがあるだろう。でも、会場にいた僕は現時点で非常に満足度が高い。ボクシングファンではない先輩記者も現場で「本当に面白かった」と言ってくれた。この試合で内藤の次戦に、少しでも興味を持ってくれる人が生まれたら嬉しい。(ポンサクか興毅か、には「今は休ませて」と内藤)

 ちなみに夕刊フジの記者が勇敢にも、逃げる大毅に「切腹は?」と聞いたが、返答は含んでいた飲み物を吐き捨てただけだったことを付け加える。敗者は黙って去るのみだ。ボクシングをする気のない人間がこのまま業界からいなくなっても誰も困りはしないのだが。というわけで、今日は終わったばかりなのでこの辺でご容赦。これからまた、みんなで語り合いましょう。(片岡亮)

 p。s。実はこの試合の実現には様々な駆け引きや裏事情があって、両ジムとも苦しんだ結果、チケット販売にまで影響しました。僕もオフレコで聞いた話がいくつもあって、それはここでは書けないのですが、ひとつ言えるのはその“元凶”が存在して、両ジムが振り回されている印象があるということです。だからこそ、この試合を実現させた両ジムには感謝したいです。それにしても“元凶”はもう業界人全てを敵にしましたね。あんな連中を擁護する余地はもうないです。これ以上、付け上がらせなくていいでしょう。

コメント

お疲れ様です。私も内藤の入場で泣きました。

元凶とは、亀田家のドンと言われている方でしょうか?
あの方は、もう一度胎児の頃からやり直せと言いたくなるような方ですね。
亀田兄弟も、あのお父さんの下にいちゃ、将来はないだろうなあ。

片岡さんお疲れ様でした
取材拒否で自ら退路を断ってる感じですね。放送素材に反則の指示も録音されてるしほんと亀田一家のスキャンダルは底なしですね。大毅はガードの中の狭い視野から見てるんだからそりゃ内藤のフェイントには引っかからないですね。技術レベルが低いことが功を奏したとは・・・。でもあの内容ではどのみち勝ち筋は皆無ですが。ほんと亀田一家はもういいですね。内藤×興毅ももうどうでもいいです。「ヒジで目を打て」というヤツに内藤と試合する資格は無いです。

お疲れ様でした。
明日は仕事なのに片岡さんのレビューを読むまでは眠らない覚悟でした。

期待にたがわぬ熱い内容で感激しています。

元凶な方はここ何年かやりたい放題やったんだから
誰にも相手にされなくなって当たり前のような気もしますね。

片岡さん早速のレポ有難うございます。
そこまでして実現した試合なのに亀田家の連中はいったいなにを考えているのか・・・
「自分達さえよければそれでええ、儲かればそれでええ、そのためには他人が犠牲になってもそれでええ」スポーツマンシップどころか、人間としてこれはあかんでしょう。

試合は予想どおりの大差、そしてこれまた予想通りの反則ワザのオンパレードでしたか。

>「ふざけている!こんな連中を許しておけないよ!」

よかったですよ、そういう記者がおって、これでますますバッシングが広がりそうですね。
自業自得です。

最初はKOしてほしいと思っていましたが、今日の結果には十二分に満足しています。
有難う内藤選手。

ps
金にならないブログで他では読めない記事を書いていただいて有難うございます。
片岡さん正義感強いでしょ?

興奮で寝付けませんでしたが片岡さんの記事を早く見られて得した気分です(笑)

今日は都合で録画したビデオでしか試合を観られませんでしたが、内藤の凄さと亀田一家の酷さは身内びいきのTBSの放送でも伝わりました。大毅は想像以上にタフでしたが、あのTKO狙いの反則と、12Rのやぶれかぶれのプロレスは観ていて腹が立ちましたね。まぁヒールの面目躍如なんでしょうけどね(苦笑)

兎に角お疲れ様でした!

"元凶"は

もちろん、史郎っすよね!
史郎、腹切れよ、腹。反則指示するセコンドなんて前代未聞。マイクタイソンのセコンドだって「耳噛めよ」なんて言わなかったんだから。

グリーン参上!シャー!!

中継で取り上げられていたセコンド宮田会長の「ジャブとワンツー、ボクシングをしよう」って下りがフェイントに気づかなかったって部分と繋がるなあ…
亀田はたとえ大差判定でもスタミナと度胸で正々堂々最後まで燃え尽きるような試合が出来れば周囲の評価も変わってただろうに反則に次ぐ反則で芯のハートの弱さだけが目に付いてしまった。
なんにせよ最後まで亀田を寄せ付けなかった内藤選手にお疲れ様と言いたい
実況席の声を掻き消すような内藤コールには胸が熱くなった

それにしてもポンサク3戦でも思ったけどこんな試合は週末にしてもらわないと見ている方も疲れてしょうがない

みなさん、各々の感想があると思います。
僕の主観が正しいわけでもないと思いますし。
なので、こうして意見を交わせるのが本当に貴重です。
僕はこの試合でみんなが熱くなっていることが嬉しいです。

本来の技術攻防はまた別の試合に譲るとして、今回はあの亀田家がどう出るか、でした。
で、これだったわけです。
内藤、圧勝ということでしょう。
せっかくタフでスタミナもあるのに、大毅は情けない自滅でしたね。

寝ようとしたところ、新しい記事が出ていたので少しだけ言っておくよ。大毅が未完成なのは確かだよ。しかし「内藤のパンチを読む手法すら身に着けていなかった」という片岡氏の言葉は、固定観念にとらわれているよ。内藤チャンピオンに質問した記者も同様ですな。「相手の目を見てパンチを読む」のは技術の一つかもしれませんが、それが絶対ではないよ。最新ではないよ。大毅は目を見なくてもパンチを読める技術を身に付けている可能性があるよ。その上でフェイントを見破っていたかもしれないよ。

そもそも相手の目を見ることを逆用されてフェイントを仕掛けられるのならば、目を見ないという手法があっても当然だよ。どのようなスタイルでも結果としてパンチを貰わなければ正解だよ。相手の目を見ない亀田大毅スタイルは、未完成ながらボクシングの最新型という可能性があるよ。そして最新型は、専門家でも理解できない事があるよ。

ライト兄弟を御覧なさいよ。ライト兄弟が飛行機の研究をしていた時に多くの専門家が兄弟を嘲笑したよ。「機械は空を飛ばない」と主張して、ライト兄弟の理論を否定する論文を発表したよ。しかし、現実はご覧の通りですな。多くの専門家に嘲笑されたライト兄弟の理論こそが正しかったということだよ。

未完成な亀田大毅スタイルを嘲笑することは、未完成な段階にあったライト兄弟の理論を嘲笑していたのと同じかもしれないよ。固定観念で大毅のレベルを嘲笑していると、後で恥をかくことになるよ。「目を見ないスタイルがボクシングの最新型の道を開くかもしれない」という謙虚な心で亀田大毅を見なさいよ。さもなくば、あんたらは飛行機が飛んでいる現実を見ながらライト兄弟を否定するという愚行をすることになるよ。固定観念で現在の常識と技術を絶対視して大毅を馬鹿にするのは、お止しなさいよ。

本当にもう眠るので、今日はお終い。

でも反則はいかんね。ライト兄弟もきっと反則は嫌いだよ、ウン

この結果でも、「良識」を装って
ダイキを擁護するマイナスイオン級の馬鹿が
ブログ界隈に存在する事実に倒れそう。
多数派に対してアンチを気取りたいだけと
信じたいが、「一途に王者に向かっていく若者に
徐々に惹きつけられました。よく頑張った」
とか言ってるいい年したクルクルパーもいるんだから・・。
正直、ゾッとした。

実況のアナウンサーが気になった。
負傷によるTKO負けを期待しているかのように聞こえて仕方なかった。

>大毅は目を見なくてもパンチを読める技術を身に付けている可能性があるよ

そんな凄い人が何で大差完敗?(笑

ライト兄弟・・・見なさいよいわれても・・・もうおらんし・・・
ボクサーちゃうし^^

個人的には・・TVで見ていて、11Rだったかな(あまりクリーンヒットをもらっていないはずの)内藤が、どう見てもローブローによるものだと思いますが、結構効いてる感じがして、1発良いのを食らったら・・倒れないかな?・・と思ったりして、ちょっとだけ冷やりとしてましたが・・。最終ラウンドを見て・・そんなことも杞憂に終わりました。

>大毅は目を見なくてもパンチを読める技術を身に付けている可能性があるよ

それで負けたってことはよっぽどパンチ力ねーんだな^^

追放ですね

まさか、ここまで腐っているとは呆れました。終盤、執拗にクリンチを仕掛けていたのはサミングや肘で目を狙う為だったんですね。
日本から出て行って欲しいです。
今後は日本人にここまで嫌われる日本人は出てこないでしょうね。中田英寿の比ではないですからね。

物分かりの良い「オトナ」たちは、

「亀田のようなライトなファンを開拓してくれるショーマンも時には必要なのさ」と

ずっと言ってきてました。

これは低迷するボクシング興行のファンからすると悔しくもあり、また一面の真実を突いてもいたと思います。悔しいかなやはり亀田一家は一種の劇薬であり、それは悪いことだらけでも
なかったけれど、一方ではそれがボクシング全体のためにならずただのバブルを生み出して信頼を失墜させる害悪にもなりました。

亀田一家の話題がメディアに出るたびに「これはボクシングの話題作りとしてはイイ面もあるのだ」と必死で思うようにしていた古参ファンもいたのではないかと思います。私もそう思って自分をなぐさめていた時期がありました。

劇薬は、病気が治ったらいずれ中和し排出せねばならないと思いますが、内藤の今回の闘いがその端緒になればいいと思っているところです。

願わくば昨日の放送を見てくれたライトなファン層がボクシングの魅力に少しでも取り付かれてくれることを祈りたい気持ちです。

>そんな凄い人が何で大差完敗?(
確かにその通りですね

>中田英寿の比ではないですからね。

なるほど・・・

眼を見て戦っていたか・・・いや、これは贔屓目抜きに納得です。序盤はガードに徹する大毅に内藤が一方的に攻撃しながらも責めあぐねている様な印象がありましたが、そういう事だったのですね。ライト兄弟を例に出すよりも全然説得力がありますね。

片岡さんお疲れ様です。試合を映像で見るときっと怒りがわきますよ。サミング指示は11Rの前に史郎と亀1が言ってます。太もも攻撃はTBSの巧みなカメラワークで切れてて見えませんが、内藤は抗議してます。サミングは終盤もつれるたびにやってます。多分、12Rの一個目の原点はサミングに対してではないかと思います。

内藤良くやった!もう亀田家にはかかわるな!

百害あって一利無し

3回目はさすがに失格負けでも良かったと思いましたね。これにJBCがどう出るか、でしょう。これが許されるなら、負けそうになったら反則・・・という前例を作りますよ。もし内藤が投げられて負傷でもしたらと・・・

結局寝れずに記事を待ってしまいました。明日が辛そう(笑
やっぱり会場の一体感は凄かったんでしょうね。うらやましい。

宮田会長の言葉がほんとに泣けてきます。
あの内藤が、反則やり返していいか?って聞くなんてよっぽど据えかねていたんですね。
本当にやりかえしていたら、それこそ「ボクシング界の夢の終わり」になってしまってたはず・・・内藤は本当によく耐えた!!

TV観戦ではほとんど憤りしか覚えませんでしたが、内幕記事のお陰で気分良く寝られそうです。ボクシングファンのみなさん、おやすみなさい。

はじめまして。
>>4回戦さん
ライトなファンどころじゃなく、殴ってるの見るのが怖いのでボクシングは全く見ることの無い私でしたが、今日の試合の内藤選手は素晴らしかったですね。
大変失礼ながら、今日までボクシングと言うと、「ガラの悪い兄ちゃんがオリャー!」みたいなイメージがあったのですが、今日の内藤選手の、最後まで貫いたところなどは、なんだか、近頃問題になっている横綱の品格とかとダブったりして……日本の格闘家はこうあるべき、って感じでした。単純ですかね(^^;
これからちょっと、ボクシングを気にしてみようという気になりましたよ〜

すいません(^^;
大した記事でもないのに寝る時間まで・・・携帯でも見れるのでお暇なときに(^^;

すでに各所で話題になってるセコンドの反則教唆についてはどう思われますか?

プロライターとしてヘタに確認出来ないことは言えないとは思いますが、正直、これはガセでは片付けられないレベルのように思えます。

「ヒジ」と「目」という単語は明らかに出てるもの。

うらとさん、ぜひ内藤だけでも見てみてくださいませ!

>中田英寿の比ではないですからね

中田英寿って日本人に嫌われてました?
確実に好かれてて頼れる選手でしたが。
亀との比較に使わないでほしい。

私も現地で観戦していました。観客の9割が内藤ファンといってよく、入場時から内藤には大歓声、大毅には大ブーイングという状況。初めて体験する異様な興奮状態が会場を包み込んでいましたね。そんな中、見事勝利した内藤チャンプは本当にすばらしかったと思います。
帰宅後、VTRをチェックしたのですが、応援団席をレポートするTBSの女子アナ、内藤側では「内藤選手の応援席には、百人近い方たちが駆けつけています!」、大毅側では「千人近い大応援団です!」ってオイオイ!内藤応援団は数千人規模だったけど、大毅応援団はなぜか最上階の3階席に陣取ってる50人くらいだったじゃないか!大毅側の2階席には、500席分くらいに、でかいシートが敷かれ、チケット売れてないのがバレバレだったし。TBSによる亀田ビジネスの終焉をひしひしと感じました。
明日の新聞で、会場のこの状況を的確にレポートする新聞はあるんでしょうか?

興毅の指示が事実なら大きな問題になるでしょう。
親しい記者からは「本当に言ってるよ!」との連絡が次々と。
ふざけた家族ですね。
興毅はもうちょっとまともだと思ってました。
だったら路上で喧嘩でもやってろ、ですよ。
JBCの対応を待ちます。

内藤入場時の観客の盛り上がりは凄まじかったですね。
K−1やPRIDEですら見たことのないものでした。
驚いていた記者も多かったですよ。

>もし内藤が投げられて負傷でもしたらと・・・

これで眼の傷が開いてTKO負けになったら・・・と思うとゾッとしますね。実力差は明らかでしたが、ある意味内藤選手にとって紙一重の勝利だったのかもしれませんね。

JBCは無関心を装わずに厳格に処分を下して欲しいですね。TBSの解説陣は若いから仕方ないと言うような主旨の発言をしていましたが、若いから許されるという物でもないし、また処分を下さねば亀田一家は何歳になっても同じ事を繰り返すでしょう。

素晴らしい、率直なレビューに感謝です。
チャンプをゴキブリだの何だのと、言ってる本人は満足気でも、他の人間から見れば唯のアホにしか映らない頭の悪い発言を繰り返した挙句のこの体たらく。
ジャブの一つもロクに打てずに亀ガードを固めて頭から突っ込む。
成す術がないとみるや投げ飛ばす。
ボクシングを舐めるなという気持ちです。
内藤選手、おめでとう!

>>うらとさん
ボクシングの一ファンとして涙が出るほどうれしいです。
ボクシングは知れば知るほど奥が深く、腕力にまかせた殴り合いでは絶対に勝てない戦術の深さも魅力のひとつなんですよ。

内藤は変則的なファイターですが、日本にはものすごいテクニシャンから豪快な強打者までたくさんいるので、ぜひ世界戦だけでも気になさってみてくださいな。

>宮田会長の言葉がほんとに泣けてきます。
あの内藤が、反則やり返していいか?って聞くなんてよっぽど据えかねていたんですね。
本当にやりかえしていたら、それこそ「ボクシング界の夢の終わり」になってしまってたはず・・・内藤は本当によく耐えた!!

いやいや内藤きっちりやり返しましたやん。9Rの減点取られたやつ以外にも頭をおさえつけたりで注意されてたし。バッティング狙いの奴には、ああせなしゃあないけど。

亀2の反則は度を越えてたけどねー。

亀田家はうんたらっていうHNの方、自身の文章力の無さをひけらかす書き込みが滑稽ですね。

あとは、内藤選手がどれだけ「きっちり儲けられたか」も知りたいところだなぁ。

彼や宮田会長には本当にお金をちゃんと稼がせてあげたい。ウワサレベルでもいいので興行としての全体の収支を知りたいところですね(さすがに無理そうだけど)

だいたい予想はしてましたが、この記事を読んで納得しました。
やはり、大毅のレベルが低すぎて噛み合わなかったのですね(笑)
内藤選手も、まさかここまで弱いとは思わなかったのでしょう。

今回の反則オンパレードが新聞に出れば、「亀田伝説」もようやく
終わりですね。三男はプロにならず消えた方が無難でしょう。

内藤陣営も怒り心頭でしょうけど、リングサイドの名城の怒りもこれまでのキャリアを考えると相当なものでしょうね。その名城ですが、内藤とのスパーの映像見る限り、筋骨隆々でS.フライに収まるのかなって感じでしたよ。いよいよバンタムですかね?

内藤ゆっくり休んでくれ

片岡さん。お疲れ様です。俺もRS席で見ていました。会場にいたらダイキの反則むちゃくちゃでした。カットのバッティングはよく見えませんでしたが、投げ狙い・グローブこすり・太もも打ちは丸わかりでした。内藤もよく耐えました。内藤の減点の前にもダイキの投げがあったのに減点なし。12Rは投げ打ってヘッドロックしてました。失格が妥当でしょう。サミング肘打ちバッティング指示。

テレビは鬼塚も赤井も亀田擁護らしいです。ボクシングに愛情ない奴くせに、ボクシングファンを侮辱して金もらって恥ずかしくないのか?タレントやっとけばいい。テレビから放映権料もらってるからってJBCも大橋も甘い態度。舐めてんのか?「公平な解説と実況」とか言いながら、詐欺ざんまい。

亀は、頭低くしてガードして押し相撲。勝つ気なしの無策。反則だけ。試合後の金平の発言もちゃんちゃらおかしい。己の胸に手を当てて聞いてみろ?腐ってる。史郎とお金に魂を売ってしまうような輩がボクシング界にいることは情けない。

内藤はかなり固かったと思います。ポンサク戦とは別の意味で疲れる試合だったでしょう。お疲れ様。ゆっくり休んで下さい。ありがとう。

p.s.
クリンチの時、ブーイング飛ばしてたのは俺です。クリンチワークじゃなくて、ダイキの押し相撲への抗議のつもりでしたが、内藤と内藤ファンに謝りたいです。ジャッジの印象を悪くしてしまったかもしれません。ごめんなさい。

亀田さようなら

あと、俺もコウキみたいにサミング指示する腐った野郎と、内藤はしなくていいです。して欲しくないです。内藤がかわいそう。亀田の反則満載なのに、惨い印象操作。腐ってる。

亀田家は愛国者さんへ
おはようございます!!朝イチで申し訳ありませんが、次のネタ偉人は誰ですか?
エジソン、野口英世、ワシントンあたりでしょうか?小学校の図書室並みの浅い抽斗が最高です!!是非、次の偉人でも爆笑させてください。モハメド・アリはナシで。
あ、あとライト兄弟の18才の頃の年収も教えてください!!

ありがとうございます。

テレビで見て、ニュースを見て、そしてネットのニュースを見て・・・・
色々今回の対戦のニュースを探していたのですが、やっと今回の試合の本質を
語ってくれているサイトに出会えました。ありがとうございました。
片岡さんの指摘のとおり、ボクシングが守られて本当に良かった。
そして、片岡さんのように真実を我々に伝える人がいてくれて本当によかった。

くりかえしになりますが、ありがとうございました。

亀田3兄弟は、学校にも行かず友達と遊びもせず、小さいころからずっと身内で
ボクシングばかりしてきたと思う。
小さい頃から狭い世界で暮らしてきたら、ああゆう人間になるのも仕方ないと思う。
やはり色んな世界、人、それぞれの考え方を知らないと他人から見ると滑稽としか思えない行動、言動になるのだと…これはボクシングに限らず全てに通じ、内藤選手のような
謙虚な姿勢、スポーツマンシップ、シンの強さは見習わなければならないなと、そしてリング上でのインタビューでは言いたい事も多々あったと思いますが王者の風格のコメントでした。

それと大毅選手に思うことは、世界チャンピオンになる夢を持ち、遊びたい時期に遊ばずボクシングの練習ばかりやってこれたのは、やはりボクシングが好きで世界チャンピオンを尊敬していたのでは?と言う事。それだけ色んなものを犠牲にして頑張ってきたボクシングを自分が冒涜し、世界チャンピオンに敬意を払わないなら、そもそもなぜボクシングをしてきて世界チャンピオンが夢なのか?とゆう疑問を抱きます。

亀田家は愛国者さん(つーか某所の「なさいよ」さんでしょ?)の
言うことも分かるよ。分かるけど、結局亀田に何ができたの?
フェイントに引っかからなかったのなら、もっと手数出せたでしょ?
内藤のパンチをあっさりと避けるわけでもなくカウンターを打つでもなく、
打たれ弱いのか怖いのか顔面だけを必死でアームブロック。

そもそもライト兄弟に譬えるのはおかしいんじゃないですかね?
あの兄弟はピンポン玉を避けたり、銛を避けたり、
砂袋アッパーしたり、色んな練習してるらしいけど、
それが試合で実践されたことがありましたか?
亀田兄弟のウィービングやヘッドスリップ、アッパーを
私は見たことがありません。
練習を飛行機の設計、試合を実証飛行だとすると、
亀田は設計図とは異なる飛行機を飛ばしていることになりませんか?
(どんな飛び方をしているか、そもそも飛んでいるのかは別にして)
彼らの置かれた状況は似ているところもあると思いますけど、
自らの理論を実践。証明しようとしたライト兄弟と
練習と試合が一致しない亀田兄弟は明らかに違うと思うんですよ。

ボクシングに限らず、固定観念から自由になることは大事ですね。
目を見ないスタイルがボクシングの最新型の道を開くかもしれない、
という点は一応留意しておきますよ。

早く切腹すればいいのに

>目を見ないスタイルがボクシングの最新型の道を開くかもしれない
別に目を見るのが大事というわけじゃないです。ただし、目のフェイントを活用している人間が強いのは事実。将来の可能性とは別問題です。それをいうなら、「右ジャブだけで相手を倒すスタイルがボクシングの最新型の道を開くかもしれない」とか言えてしまいますから。

個人的には大毅の健闘を称える結果が望ましかったですが、亀田は最後まで亀田ですか。もうちょっと競技者としての楽しさを知っている連中かと思ってましたが。

全てを妄信している人間に亀田家の魅力は理解できない。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

拳論!

GEN-RON fighting writers

GEN-RON fighting writers

携帯用URL → http://boxing.10.dtiblog.com/?m
<取材プロダクション 拳論!>
堀田春樹 片岡亮
藤堂香貴 ハイセーヤスダ

社会事件から芸能、格闘技など、仕事のご依頼や情報提供は随時歓迎です。情報提供に関しては紙媒体で記事になった際は謝礼いたします。(WEB担当ヤスダ)

CONTACT <E-MAIL>

最新記事

コメント


拳論!記者

    国際取材記者協会I.P.A.公認


    ★堀田春樹 (Haruki Hotta) 20年以上もボクシング、キックを撮り続けるベテランカメラマン。タイで出家、僧侶経験も。

    ★片岡亮 (Ryo Kataoka) 元スポーツ紙記者ながらK-1やプロレスにも出場している格闘家兼記者。

    ★藤堂香貴 (Kouki Toudou) 米国商社マンを経て主に海外紙で活動の国際派。芸能界にも精通。

    ★ハイセーヤスダ (Haisei Yasuda) 複数のPNでゲーム誌中心に執筆。ガバ/ハードコア系のテクノDJの顔も。


    ※某女性タレントも読んでる(笑)「死の真相」(ミリオン出版/500円)よろしく〜っ。

    【仕事媒体】
    実話GONナックルズ/夕刊フジ/週刊特報/週刊宝島/NONFIX/不思議ナックルズ/週刊朝日/実話大報/ナイタイスポーツ/特冊新鮮組/FRIDAY/激撮ナックルズ/週刊ファイヤー/新潮45/週刊文春/EZTV/ワシントンジャーナル/ワシントン・ヘラルド/ラスメイクマエ/KEITAI BANDITS(バンディッツ)/格闘Kマガジン/横浜ウォーカー/ハードコアナックルズ/アイドル闇の事件史/死の真相-有名人50人のDEATH REPORT/実話VAMP!/格闘伝説/実話時代BULL/サンデー毎日/アサヒ芸能/噂の真相/テーミス/LAPOO/スポーツライフ/ラスメイ・カンプチア/本の雑誌/テキサスビッグタイム/FROM A/TECH WIN/ダカーポ/週刊新潮/etc...(順不同)

    【過去の記事例】
    ■女子高生コンクリート詰め殺人事件の今/海外逃亡していた!オウム菊地直子の行方/ドン・キホーテ火災で報じられなかった闇の真相/野球賭博がIT化・恐るべき組織犯罪実態/仕組まれた安倍なつみ盗作騒動/PSP初期不良で見えたソニーの裏工作/テレサテン生存説!その謎の死を徹底検証/ワイセツ教師の呆れた痴態を内部告発/芸能界売春&麻薬汚染/細木数子の知られざる過去と脅威の圧力/六本木ヒルズに出現した酒鬼薔薇聖斗、あの事件に共犯者が浮上/告白本でも封印のピンクレディー解散の真相/医療界では常識化・臓器売買組織との蜜月/政府が仕掛けた韓流ブームと北朝鮮崩壊の方程式/ユンソナも震えあがる韓国芸能界の暗部/PRIDE森下社長が“消された”全真相/亀田興毅移籍の全真相、見えた協栄ジムと父史郎の闇人脈/世界最古の文字に見る日本語の真実と学者の大嘘/清原にモノを言えない球団の本当の事情/クローンどころではない携帯電話ハッキングの恐怖/某有名大学内エイズ蔓延事件/アントニオ猪木&堀江貴文の極秘会談スクープ/TBS買収騒動で分かった楽天との密約破棄/竹内結子の電撃結婚に宗教団体の影/都市伝説三角屋敷の真実/名古屋妊婦殺人事件の真犯人/芸能界怪文書伝説

DTIブログ
ブログでアフィリエイト


人気ブログ

このブログを通報

最強ブログ ランキングはこちら!