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マレーシア初の飛行士に歓喜

マレーシアの首都クアラルンプールでは、マレーシア人初の宇宙飛行士シェイク・ムザファさんが乗り組んだソユーズの打ち上げに合わせて、会議場に大型のスクリーンが設けられ、アブドラ首相や大勢の市民が打ち上げを見守りました。そして、打ち上げに成功すると、拍手と大きな喝さいの声があがりました。今回の宇宙飛行はイスラム教の断食月ラマダンの時期に重なるため、マレーシア政府は、イスラム教徒のシェイク・ムザファさんのために宇宙でのお祈りのしかたなどをガイドラインとしてまとめました。それによりますと、お祈りについては、打ち上げ場所のカザフスタンの時間に合わせて1日5回行うよう定めていますが、無重力状態のため、座った姿勢や寝た姿勢でのお祈りを認めているほか、断食についても本人の意思に任せるとしています。マレーシアは、4年前にロシアから戦闘機を購入する代わりに宇宙飛行士をソユーズに乗せることで合意し、今回乗り組んだ医師のシェイク・ムザファさんは1万人を超す応募者の中から選ばれていました。
もどる10月11日 4時17分
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