内藤が亀田大に大差判定勝ち 最年長防衛
 | 1回、亀田大毅(右)にパンチをヒットさせる内藤大助=有明コロシアム |
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世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は11日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が「亀田3兄弟」の二男で世界初挑戦だった亀田大毅(協栄)を大差の判定で下し、初防衛に成功した。33歳1カ月での世界王座防衛は日本のジム所属選手の最年長記録。
内藤は今夏、17連続防衛中だったポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)を破って新王者になった。3兄弟の長兄、興毅(協栄)を含めて熱望していた亀田兄弟との対戦で実力を示した。
今回は亀田兄弟にとってプロデビュー以来初めての日本人選手との対戦。亀田大は王者を見下す発言を繰り返し、挑発しながら注目を集めてきたが、力及ばなかった。