Windows XPには標準で、テキストを読み上げてくれる機能が付いている。 コントロールパネルの「音声認識」を選択しすると音声合成が試せるはずだ。 ただし、標準で装備されているのは英語の読み上げ機能のみになる。 読み上げる声も、「Microsoft Sam」といういかにも機械的な声しか最初はインストールされていない。 数ヶ月前、「Microsoft Sam」以外の声を使用してみようと、Microsoftやその他の会社が公表しているTTS(Text-to-Speech Support:音声合成サポート)や、古いバージョンのSAPI(Speech API)をインストールしたりアンインストールしたりしているうちに、どの声を選択しても、読み上げの時、 「この音声は再生されません。別の音声又は別のオーディオ出力デバイスを選択してください」 というエラーメッセージが表示され、音声が出なくなってしまった。 その後、ネットでいろいろ調べたりもしたが、結局復旧できず、やむを得ず放置していた。 が、先日、C:\WINDOWS\infフォルダの中をのぞいていると、「sapi5.inf」というファイルを発見した。 これは!と思い、早速調べると http://www.mcse.ms/message1593792.html(英語) ついに復旧方法を発見! 以下に、その復旧方法を書いておく。 1.隠しフォルダを見られるようにしておく。 マイ コンピュータやエクスプローラの「ツール」メニュー → 「フォルダ オプション」をクリック。 ダイアログから、「表示」タブを選び、「詳細設定」の「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れる。 2.C:\WINDOWS\infフォルダを開く。 sapi5.infを探す。環境によっては「sapi5」とだけ表示されている。 通常、メモ帳と歯車の絵を組み合わせたアイコンになっている。 3.sapi5.infを右クリック。出てきたメニューから、「インストール」をクリック。 インストール中、Windows XPのインストールCDを要求される可能性がある。 インストールCDが付いてこないパソコンでインストールCDを要求された場合、「i386」というフォルダがあればそこを指定する。 大抵、 Cドライブのルート(C:\i386) WINDOWSフォルダ内(C:\WINDOWS\i386) にあるようだ。 XPのサービスパック2を入れている環境では、「sapi.dllが見つからない」という警告が出るようだが、C:\WINDOWS\ServicePackFiles\i386をコピー元に指定してやると、正常にインストールが完了した。 このC:\WINDOWS\infには、ファイル名で見る限り他の様々な機能のインストール情報も含まれているようだ。他のトラブルの対処にも応用できるかもしれない。 |
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音声認識
音声認識音声認識(おんせいにんしき, ''Speech Recognition'')は、ヒトの話す音声言語をコンピュータによって解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理のこと。キーボードからの入力に代わる文字入力方法として注目を集めている。あらかじめ記録しておいた音声パターンと比較して個... ...続きを見る |
パソコン図書館 2005/06/07 02:10 |
音声認識【一人暮らし応援隊@一人暮らしの情報満載!! 】
こんにちは、けんけんです。一人暮らし応援隊、コラムです。新しいパソコンも順調に動いています。もう慣れましたね。そこで、音声認識なんてものを発見したので早速使っています。しっかし、なかなか操作が難しい。声だけでPCを操作するのは慣れないと... ...続きを見る |
一人暮らし応援隊@一人暮らしの情報満載!... 2007/05/09 00:32 |
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