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指定管理者による民営化を予定している氷見市民病院について、氷見市の堂故市長は11日、指定管理者に応募があった2つの事業者のうち、一方が応募を取り下げたことを明らかにしました。
残る1つの事業者について指定管理者とするかどうか検討を進めます。
これは11日堂故市長が、指定管理者選定委員会の初会合のあと、明らかにしました。
今月4日に締め切られた氷見市民病院の指定管理者の公募には、2つの事業者から応募がありましたが、翌日の5日、一方の事業者が競争による医療界の混乱を避けたいという意向で、応募を取り下げたということです。
11日の選定委員会では、残る1法人について、提案内容を検討しました。
法人の名前は公表されていませんが、提案では、現在20ある診療科を継承しリハビリ病棟をあわせて250床程度の病床数とするほか、24時間の救急医療体制とへき地巡回医療の継続など、現在の医療体制をほぼ維持する内容だということです。
候補がひとつとなりましたが市では当初の予定どおり、3回程度の選定委員会を経て、早ければ今月中にも決めたいとしています。
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