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「アルメニア人虐殺」で非難決議案審議、ブッシュ政権が強い懸念を表明

  • 2007年10月11日 07:27 発信地:ワシントンD.C./米国
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2007年10月10日、ホワイトハウスで決議案を非難するコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官とロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官(c)AFP/SAUL LOEB

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【10月11日 AFP】米ブッシュ政権は10日、現在米下院外交委員会で審議されている、オスマン帝国時代のいわゆる「アルメニア人大量虐殺」を「ジェノサイド」との表現を用いて当時のオスマン帝国を非難する決議案について、トルコとの関係悪化につながり、またイラクやアフガニスタン、中東での和平交渉を台無しにする恐れがあると警告した。

 ブッシュ大統領は、今回の決議案が同盟国トルコとの連携を乱す「重大な害悪」であると主張。トルコは米国にとって、イラクやアフガニスタンへ物資を運ぶ重要な中継拠点となっている。

 ブッシュ大統領は「決議案は過去の大量殺害に対する対応として適切ではない。採択されれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国で世界的な『テロとの戦い』の重要な同盟国であるトルコとの関係に甚大な悪影響を与える」と言明。

 コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官やロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官も決議案を非難した。(c)AFP/Jitendra Joshi

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