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スーパーひたち:車掌をホームに残して発車 JR勝田駅

 11日午前8時ごろ、茨城県ひたちなか市のJR常磐線勝田駅に停車していた原ノ町発上野行き上り特急スーパーひたち14号(11両編成)が、不審な男性を追い掛けて降車した車掌をホームに残したまま発車。後続列車で追った車掌を次の水戸駅で乗せたため10分の遅れが出て、約300人に影響が出た。

 JR東日本水戸支社の調べでは、車内担当の男性車掌(28)は、3・4両目間のトイレ個室が長時間使用中のため、特急券を持たずに乗車したとみて見張っていた。列車の勝田駅到着と同時に、男性がトイレから出てホームに降りたため、車掌も追いかけて降車。ホームで男性に声をかけて話を聞こうとしたところ、列車のドアが閉まった。車掌が驚いたすきに、男性は通勤の混雑に紛れて姿を消した。停車時間は約30秒だった。

 列車最後尾にいたドア開閉担当の男性車掌(30)は列車がホームを通過する際、同じ列車の車掌の姿を見て初めて異変に気づいたという。【清野崇宏】

毎日新聞 2007年10月11日 11時28分

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