2006.06.24 Saturday
葉山の話
<葉山の話
この二年間正月も休まずやってきた。 もう、いい加減連休とっても店は潰れないだろう、 と言うことで月火曜で連休をとった。 やりたい事はいっぱいあったのだか、2連休では たいした事もできないし、お約束の房総でも行こうかと 思ったが、せっかくだからと、同じ半島でも神奈川県 三浦半島に行ってきた。しかもセレブな避暑地、葉山へ。 しかも、なぜか途中、中華街でランチをしたのだが ご存知のようにあの町はどこが美味しい店なのか 本当にわからない、まさか私が中華街ガイドブック 片手に行くわけもいかないし、鉄人の店!なんてのも ちょっと‥結局小さい個人店のような店に入った。 驚いたのは、昔、弟子の有田がまかないで作ろうとした スープ炒飯なるものが売りの店である。 その時は有田に、こんなもの邪道だ!中華じゃねー! と怒ったのだが、中華だった‥‥ 香ばしくべっちゃりとした炒飯に科学調味料たっぷりの あんかけスープ。米とスープのまさに近未来的な テクスチャー。 中華じゃねーな。 その後横須賀を抜けようやく、葉山到着。 まずは、葉山マリーナへ、やはりまずは海の下見だ。 なんじゃこりゃ!そこには豪華ヨット&クルーザーが ずらり! 石原家や加山家の世界‥ 船と言えば漁船か手漕ぎボート、海といえば磯の私は まるで初めての海外旅行のような違和感につつまれた。 いや、決してひるんではいけない!よし!釣りしてやる このマリーナで! 今回はスペシャル釣りセットを持参しなかったので 手ごろな穴釣りというのにした。簡単仕掛けで餌は 小さな海老があればよい。 近所の釣具屋へ行ってまたびっくり!なんと、釣具屋のじいさんは 船長のイカリマークの帽子をかぶって出てきた。 麦わら帽子じゃないのか!買った餌の海老もなんだか 偉そうに見えてきた‥ 高級ヨットを後ろに気合を入れてフィッシング! まったくぴくりともしない‥ よし!第三の目を開くか、気合をいれて竿を動かす。 かすかだがピクピクと感じる。そこはプロ、間髪いれず とりゃあー! こ、これは、宇宙人!またやってしまった。 と、言うことでレストランへ。 葉山というところは海岸沿いにいくつものレストランがある。 どれも抜群のロケーション、店も高級感たっぷりだがセンスがよい。 ここが房総と違うところだ。 時は夕刻、テラスが素敵な高級イタリアンに入った。 平日ということもあるのか先客は女性一人。 しかもテラスでハーフの白ワインを飲みながら、 食事をしていた。うーん、これが葉山セレブだなー よし俺はフルボトルにしよっ!なんだか勝った気がしない・・・ 海を見ながらお勧めの相模湾天然ヒラメのカルパッチョ という、養殖ヒラメと、相模湾新鮮海の幸サラダという 高価な海鮮サラダを食べた。いつから相模湾では タスマニアサーモンが獲れるようになったのやら・・ ここまできたらという言で、お勧めの肉料理、 ワサビ醤油ソース、という創作イタリアン?を見て、 よし、鴨焼いて!羊も焼いて!でもワサビ醤油はいやだ。 と注文、ここのシェフは絶対フレンチあがり、しかもホテル系だ。 私らはだいたい、レストランの料理を食べれば経歴がわかるもので 作っているほうも、客の注文を見てだいたい同業だとわかるものだ。 房総っ子の私としては、すでに、葉山は敵になっていたのか・・・・ ここのシェフを絶対引きずり出してやる・・ヒヒヒヒ・・・・ て、もう完全に意地悪小僧になっていた。 こうやって観光客をだまして高い金ふんだくってんだな! ジャロに訴えてやる・・・ヒヒヒヒヒヒ・・・ いつからニシンが相模湾であがるんだ・・・ なんて考えていたらなんと、高級ワインの値段付け間違え発見! サービスの人に尋ねても普通にその値段ですよ、と答えられた。 こっこれは、おとなしくしておこう!五万はするワインがなんと七千円! じゃこれ下さい。と、笑顔で注文したのであった。 しかし、私にとっては、抜群の立地であった。 いつかは、海岸沿いのレストランをやりたいと思ってる、やはり、 テラスは必須条件でそこで潮風をスパイスとした料理を作りたい。 また、海を見ながら、海以上の一皿の魚料理を作りたい。 海岸が暗くなったら、波の音とかすかに流れる音楽、 そして銘柄赤ワインとフレンチならではの最上級の肉料理で 本当の贅沢と時間を作りたい。 うーん、五百円玉貯金箱はまだカラカラいってるし、 とりあえずは民宿か! なんて、まだまだ先の事だな。 さてさて、私の最後の店はどこになるやら・・・ いつのことだか・・・ |