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[シドニー 10日 ロイター] 豪クイーンズランド州の病院で、大量の有毒物質を摂取したイタリア人旅行者(24)の治療に際し、医者らがウォッカを点滴投与していたことが分かった。
この旅行者は自殺を図ったとみられ、凍結防止剤に使用される有毒のエチレン・グリコールを摂取。医者らは解毒剤として純粋なアルコールを投与していたが、病院の在庫を使い切ってしまったという。
病院関係者らは、何とかして治療を継続させるため、医者らがウォッカの点滴を行ったとしている。
トッド・フレーザー医師は10日に声明で「患者は集中治療室で3日間にわたり1時間当たり標準飲酒量3杯分(のウォッカ)が点滴投与された」と説明。患者は投与中は昏睡状態にあり、目覚めるまでには二日酔いの状態は完全になくなっていたとの見方を示した。
この旅行者は自殺を図ったとみられ、凍結防止剤に使用される有毒のエチレン・グリコールを摂取。医者らは解毒剤として純粋なアルコールを投与していたが、病院の在庫を使い切ってしまったという。
病院関係者らは、何とかして治療を継続させるため、医者らがウォッカの点滴を行ったとしている。
トッド・フレーザー医師は10日に声明で「患者は集中治療室で3日間にわたり1時間当たり標準飲酒量3杯分(のウォッカ)が点滴投与された」と説明。患者は投与中は昏睡状態にあり、目覚めるまでには二日酔いの状態は完全になくなっていたとの見方を示した。