代表より。FROM shino
株式会社 SAMURAI FACTORY代表 shino
はやてのように現れ、様々なサービスをリリースしてきたサムライファクトリー代表、shino。
そんな彼の人となりや目論見を軽く探ろうと4つの質問を投げかけると、なぜか辿々しい外国語調で答えが返ってきた。
サムライファクトリーのこれまでと、これからどの方角へ突き進んでいるのかが今、浮き彫りになる。
interview/shakatabicchi 翻訳/genbun mama
「 自分の本来の居場所を探し続けているような状態だった。」
そもそも、会社をつくったきっかけは何だったのでしょう?
初めて自分の会社を結成したのは22歳の時だけど、それまでは一時的なサポートメンバーとして他人の会社に参加したことはあっても、正式メンバーとして加入したことは一度もなかったんだ。誰かが作り上げた方向性に合わせて、自分の力を100%出せる自信がなかったからさ。ハイスクールを卒業してからの5年くらいは、常に自分の本来の居場所を探し続けているような状態だったね。今はこんなにすばらしいメンバー達と一緒に活動できて、本当に幸せさ。
個人的に、好きなものを羅列してみてください。思いつくままに。仕事とは無関係OKです。
好きなものは多すぎて困っちゃうくらいさ。逆に、嫌いなものを挙げる方はもっと困難だけどね。食べ物なんかは、何でもおいしく食べちゃう方なんだ。もっとも、ナットーやバサシを初めて食べたときは、結構勇気が必要だったけどね。
好きというか、憧れる先人、先輩ならたくさんいるよ。古くは中国の武将韓信や日本の聖徳太子、それにクリストファー・コロンブスなんかだね。それまでの常識を破って新たな世界を作り上げる人には、最高に憧れるよ。クリエイターならダ・ヴィンチやマグリット、ミュージシャンならムソルグスキー、ロバート・フリップ、それにルチアーノ・パヴァロッティは一日中聴いていても飽きないね。こんな偉大な人たちに一歩でも近づきたいというのが、今の僕の夢であり目標なんだ。
好きというか、憧れる先人、先輩ならたくさんいるよ。古くは中国の武将韓信や日本の聖徳太子、それにクリストファー・コロンブスなんかだね。それまでの常識を破って新たな世界を作り上げる人には、最高に憧れるよ。クリエイターならダ・ヴィンチやマグリット、ミュージシャンならムソルグスキー、ロバート・フリップ、それにルチアーノ・パヴァロッティは一日中聴いていても飽きないね。こんな偉大な人たちに一歩でも近づきたいというのが、今の僕の夢であり目標なんだ。
率直に言って、今、サムライファクトリーにはどのような人材が必要でしょう?
何か一点に秀でた、飛び抜けたスペシャリティを持った新メンバーが来てくれたら、最高に良い刺激になるよね。
shinoのたくらみ(夢)とは?
簡単に言えば、より多くの人に僕らの作品を楽しんでもらいたいってことかな。
今僕らの代表作「SHINOBI.JP」は、87万人のユーザーが楽しんでくれているんだけど、世界の人口やコンピューターの普及率から考えると、まだまだ100倍も200倍も多い人々にユーザーになってもらえる可能性はあるはずなんだ。例えば世界中の人たちの半数以上が、僕らの作品を楽しんでくれたり感銘を受けてくれたら、最高にエキサイティングだよね。
僕らのサービスや考えていることには、世界を変えるだけのポテンシャルがあると僕は信じているんだ。僕の大好きな詩の一節に、こんなのがある。「我々はコンピューターで超音速に計算し、原子爆弾や中性子爆弾まで作っている。それなのに、貧困者には10セント硬貨すら与えない。」まさに20世紀の後半って、世界中がそういう時代だったと思う。だけど、今は大きく変わりつつあるよね。インターネットの普及によって、「個人」の存在価値が大きく変わったんだ。これまで力を持たなかった「個人」に、情報発信や自己表現のチャンスが与えられたんだ。歴史の大きな流れに乗るだけでなく、個人個人が歴史を作り上げるのがこれからの時代なんだ。
ビジネスっぽい言い方をすると、僕らは「BtoC」にこだわっているし、無料や安価なサービス提供にもこだわっている。大切なのは、自己表現の場を欲している「個人」の集合体なんだ。原子爆弾を作るべきと心から思っている人なんて、一人もいない。だけど、「個人」が集合して「国家」や「組織」になると、また違った見え方や考え方が出てくるんだ。すべての「個人」が意見を出し合って、本当にバランスの取れた社会を作れたら、なんて素敵なことだろう。インターネットというすばらしいメディアを利用して、そういう世界を作る一助になるのが、僕らサムライファクトリーの存在意義だと思うし、僕自身の生きる目標なんだ。shinoという「個人」が、こうして考えを述べて自己表現し、世界を変えてゆこうと頑張れるのもインターネットのおかげだしね。こんな素敵な時代に産んでくれた母に心から感謝しているよ。76年に産んでくれてありがとう、ってね。
今僕らの代表作「SHINOBI.JP」は、87万人のユーザーが楽しんでくれているんだけど、世界の人口やコンピューターの普及率から考えると、まだまだ100倍も200倍も多い人々にユーザーになってもらえる可能性はあるはずなんだ。例えば世界中の人たちの半数以上が、僕らの作品を楽しんでくれたり感銘を受けてくれたら、最高にエキサイティングだよね。
僕らのサービスや考えていることには、世界を変えるだけのポテンシャルがあると僕は信じているんだ。僕の大好きな詩の一節に、こんなのがある。「我々はコンピューターで超音速に計算し、原子爆弾や中性子爆弾まで作っている。それなのに、貧困者には10セント硬貨すら与えない。」まさに20世紀の後半って、世界中がそういう時代だったと思う。だけど、今は大きく変わりつつあるよね。インターネットの普及によって、「個人」の存在価値が大きく変わったんだ。これまで力を持たなかった「個人」に、情報発信や自己表現のチャンスが与えられたんだ。歴史の大きな流れに乗るだけでなく、個人個人が歴史を作り上げるのがこれからの時代なんだ。
ビジネスっぽい言い方をすると、僕らは「BtoC」にこだわっているし、無料や安価なサービス提供にもこだわっている。大切なのは、自己表現の場を欲している「個人」の集合体なんだ。原子爆弾を作るべきと心から思っている人なんて、一人もいない。だけど、「個人」が集合して「国家」や「組織」になると、また違った見え方や考え方が出てくるんだ。すべての「個人」が意見を出し合って、本当にバランスの取れた社会を作れたら、なんて素敵なことだろう。インターネットというすばらしいメディアを利用して、そういう世界を作る一助になるのが、僕らサムライファクトリーの存在意義だと思うし、僕自身の生きる目標なんだ。shinoという「個人」が、こうして考えを述べて自己表現し、世界を変えてゆこうと頑張れるのもインターネットのおかげだしね。こんな素敵な時代に産んでくれた母に心から感謝しているよ。76年に産んでくれてありがとう、ってね。