|
|
||||||||||||||||||
|
コミュニケーションの日本語 (岩波ジュニア新書) 森山 卓郎
¥ 777
|
春の数えかた (新潮文庫) 日高 敏隆
(2)
¥ 420
|
機関車先生 (講談社文庫) 伊集院 静
(9)
¥ 470
|
自転車少年記 竹内 真
(5)
¥ 1,995
|
(16)
¥ 460
|
商品の詳細
カタログ情報を更新するまたはイメージに対するお問い合わせ
|
逆立ち日本論 (新潮選書) 養老 孟司; 内田 樹
(4)
¥ 1,260
|
自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫) 竹内 真
(4)
¥ 460
|
14歳からの哲学―考えるための教科書 池田 晶子
(63)
¥ 1,260
|
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ セヴァン カリス=スズキ
(33)
¥ 1,050
|
半パン・デイズ (講談社文庫) 重松 清
(20)
¥ 730
|
おすすめ度: あなたのレビューがサイトに載ります。 ※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。 |
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
世界の政治問題だという点からもそうだろう。 利害関係はそう簡単に解決できない。 だからこそ環境がつぶれて行っている。 養老氏も感じているかも知れないが、日本人は実は環境問題への取り組みには向いた国民だと思う。 例えば仏教的な考えも環境保全には向いている。 ただ現状ではそうではない。 日本は大国の中でも自給率が極端に低い。 農業が乏しいということだ。 環境が壊滅的になっては経済もなにもあったもんじゃない。 そもそも人類も含めて動植物が生きていられるのか?ということだ。 その問題が現在進行中だ。 本書は「環境」というよりは、まさに著者が言う「いちばん大事なこと」の話だ。 人類はとんでもない大きな問題をかかえてしまったようだ。 |
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
教授によれば、人体であれ生態系であれ、およそ自然というものは膨大な変数の集積たる複雑なシステムである。「ああすれば、こうなる」とばかり何れかの変数をいじれば、他の変数にも必ず何らかの影響が及ぶので、システム全体としては予想もしなかったような反応が生じることになる。したがって、最初に予期したとおりの効果を得ることは極めて難しい、ということです。 うーん、そうだったのか。文科系ドロドロ人間の小生、現代科学の水準をもってすれば自然界の森羅万象全てが計算可能であり、動植物のことであれ生態系のことであれ、何でも分かった上で病気の治療なり治水・治山なりの取り組みがなされているものと思っていました。そうでないとすると、人間が自然に対して一方的かつ大規模に手を入れるなんてことは、文字通り「神をも恐れぬ仕業」、かなりヤバイのではないかという気がしてきました。人間たるもの、やはり神と自然の前では謙虚でなければならないということでしょうか。 そんなこんなで、とても興味深く読めた一冊ですが、最後の、今後のあるべき自然との付き合い方の部分については、現実味という観点からちょっと如何かなと思いました。 いずれにせよ、自然と人間との関係という問題は、古くて新しく、しかもとても大切な問題です。環境問題や自然の大切さに問題意識を持たれる向きであれば、一読しても損はなかろうかなと思います。 |
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
個々人が環境という問題に触れる際に持つべきスタンスを十分に表現していると思います。 著者は一部の環境側面を捉えたデータだけでは、環境が解釈できたとはいい難く、 環境のすべては互いに連関した生体の様な複雑なシステムで成り立っており、 単なる機械などと同じ感覚で「あれをすれば、こうなる」といった予測などは ほとんど適用できず、仮説により実践し、変動を観察して微妙な修正をしながら、 環境をケアしていくことが重要であると述べています。 そのような独自論を展開できるのも、昆虫採集に情熱を注ぎ、自然環境を肌で感じ 取っている著者だからこそ可能ならしめるものであると思われ、机上の空論だけでは ない実地に基づいた展開は説得力があります。 将来の環境問題は単純ではないからこそ、敢えて具体的な結論として解決策が 導かれていない本書ではありますが、経済と環境を含めて大枠で俯瞰する視点を 得たいという方などにはお奨めの書だと思います。 |
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最後の「ではどうすればよいか」でも、およそ実現の可能性がありえないようなことを言っておいて、「はい、とりあえず自分は解決策を出しましたよ。実行するかどうかはあなたたち次第です」のような感じで、あまりよい印象を得ませんでした。 |
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この本では冒頭、環境問題とは「自然」対「人間」ではなく「自然」対「都市」であり、また「都市である脳」と「自然である身体」は対立しているという発想にまず驚く。そしてそれを基本に環境問題における中欧日の歴史、儒教や朱子学といった思想から現在の少子化問題まで幅広く的確に説明するものだから、これ一冊だけでもたいへん勉強になる。 そして最後には環境問題とは森や動物の保護といった「外」だけではなく、同時に「内」である自分自身の生き方の問題だということに気付かされる。 素晴らしい本にめぐりあえました。 |
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「バカの壁」のイメージのせいかもしれない。 単に私の理解力のレベルの問題かもしれない。 でも読書が脳への栄養なら、私にとっていちばん栄養があって 価格が手ごろでおいしいなぁ、と感じる書籍は、 先生の「新書」ということになる。 この本は、「集英社新書」である。 私は「環境」という言葉で議論される場に生じる雰囲気が あまり好きではなかった。今でもそうである。 先生の本は好きでよく読んでいたけれど、 この本を読もうかな、と思ったのは最近になってから。 「ふーん、先生も"環境"について書くのか…」と思っていた。 そしてしばらく買わなかった。 読んでみたら、これは私がそれまでにイメージしていた 「環境について」の本ではなかったことに気が付いた。 「先生が」環境をテーマにして語った本だった。 私がそこに見つけたのは、やっぱり先生の姿だった。 「どちらかといえば、私は神より虫に選ばれたい。」 こんなことばが、さらっと書いてある。 |
|
  |   |   |   |   |
|
インターナショナルサイト: 米国 | イギリス | ドイツ | フランス | カナダ | 中国 | |
お問い合わせはこちら | ヘルプ | カートを見る | アカウントサービス | マーケットプレイスで出品 | 1-Click設定を表示 | |
Amazon.co.jp について | プレスリリース | スタッフ募集 | アソシエイト・プログラム(アフィリエイト)に参加する | |
利用規約 | プライバシー規約 ©2000-2007, Amazon.com, Inc. and its affiliates |