不法就労させた元組合理事長に実刑判決
10/10
15:14 |
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研修生として来日したインドネシア人を不法に再入国させ、仕事を斡旋していた金属加工組合の元理事長、鶴野啓介被告(60)に岡山地方裁判所は10日、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました。外国人研修生の制度では、研修生として来日した事がある外国人は、再び研修生として入国はできません。このため、鶴野被告はインドネシア国内に研修生の「送り出し機関」を作り、研修実績があるインドネシア人に偽名パスポートを取らせ、集団で密入国させていました。そして、再び研修生として岡山市や倉敷市などの金属加工会社に派遣したり、本来の研修先とは違う会社に派遣したりしていました。岡山地裁の白神文弘裁判長は「入国管理制度の根幹をゆるがす悪質な犯行。反省もあまり見られず刑事責任は重い」と判決理由を述べました。鶴野被告は「量刑が重過ぎる」として即日控訴しました。
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