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2007年10月10日(水) 19:10 |
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岡山市内で火事相次ぐ
9日夜から10日朝にかけて岡山市内で3件の火事が相次ぎ、1人が死亡しました。岡山市では今年の火災による死者が13人と最悪だった去年のペースに近いています。
9日午後8時15分ごろ、岡山市浜野の塗装工場から火が出ているのを近所の人が見つけ119番通報しました。消防車など11台が駆けつけ消火にあたり、火は1部2階建ての工場およそ400平方メートルを全焼しおよそ1時間後に消し止められました。 この工場には従業員8人が働いていましたが出火当時は誰もおらず、けが人はありませんでした。工場では、車やパソコンなどの部品の塗装をしているということです。 9日午前1時45分ごろには岡山市岩井の小松が丘アパートで火事がありました。 1階の無職・河田一男さん(56歳)方から火が出ていると通報があり消防が消火にあたりましたが、木造2階建てのアパート1棟およそ140平方メートルを全焼し、50分後に消し止められました。この火事で焼け跡から男性の遺体が発見されました。 このアパートは1階と2階合わせて12部屋ありますが、入居しているのは河田さんだけで、警察では遺体は河田さんではないかとみて身元の確認を急いでいます。 また午前10時前、岡山市奥田の喫茶店や画廊の入った建物の2階から火が出ました。火は木造2階建て建物の2階部分およそ55平方メートルを焼いておよそ30分後に消し止められました。 出火当時、建物には2人がいましいたが逃げ出し無事でした。 火事のあった建物は1階部分が喫茶店で2階が画廊と住居となっており、火は住居部分から出たものと見られています。
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