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2007年10月10日(水) 19:10 |
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和裁士の技術向上を目指す研修会
呉服の仕立てを行う「和裁士」の技術向上を目指す研修会が岡山市で開かれました。
日本和裁士会が毎年この時期に開いているもので、全国から360人の和裁士が集まりました。 会場では中国地区の会員によるリサイクル着物など最新の作品が展示されている他、「和裁技能の原点に還ろう」をテーマに講演や講義が行われました。 このうち呉服店から見た呉服市場の現状についてNPO法人和装教育国民推進会議の近藤議長が講演しました。 この中で近藤さんは、「40年前から比べると半分以下に落ち込んだ市場も徐々に回復しつつあります。着物のよさをさらにアピールするためには店舗でのコミュニケーション作りが大切で和裁士の技術向上も大きな役割を担っている。」と話しました。
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