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NOVAが新株予約権で7千万円を資金調達へ

2007年10月09日

 英会話学校最大手のNOVA(大阪市)が、同社株式を取得できる権利(新株予約権)を海外の投資ファンドに割り当てて7千万円を資金調達することが9日、関東財務局に提出された有価証券届出書でわかった。経済産業省による一部業務停止命令を受けて経営が悪化しており、運転資金にあてるとしている。

 届出書によると、新株予約権計400個(1個当たり50万株)を、英領バージン諸島の「リッチ・ペニンシュラ・トレーディング・リミテッド」と「タワー・スカイ・プロフィッツ・リミテッド」に割り当てる。払込期日は24日。

 NOVAは10月24日から08年8月31日の各月末まで、ファンドそれぞれが10個を上限に権利行使するよう請求できる。ただし、各月末の1株当たり市場価格が行使価格(原則35円)を下回った場合、翌月は請求できない。

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