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ネットで架空の事業、投資金だまし取ったとし逮捕/山手署
- 社会
- 2007/09/21
インターネットで架空のフグ養殖事業への出資を募り現金をだまし取っていたとして、山手署は二十日、詐欺の疑いで、長崎県島原市、無職棟尾芳人容疑者(46)を逮捕した。問い合わせてきた投資家に対し「フグの輸入に三十万円足りない」などとうそメールを送って、投資金をだまし取っていたという。
調べでは、棟尾容疑者は二〇〇四年七月ごろ、メールで問い合わせがあった横浜市中区の無職男性(36)に「事業が始まれば五百万~七百五十万円の利益が出る」などと架空の投資話を持ち掛け、三十八万円をだまし取った疑い。「これから資材を購入し、事業を始めるつもりだった」と否認しているという。
ホームページにはフグのほか金魚の養殖計画なども掲載されており、銀行口座に全国から約百万円の入金があることから、同署は余罪があるとみて追及する。
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