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ホンダ、軟らかい車「PUYO」発表

2007年10月10日10時02分

 自動車メーカー3社が9日、東京モーターショー(千葉・幕張メッセ、27日から一般公開)の出展概要を発表した。

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車体の表面を柔らかい素材でつくったホンダのコンセプトカー「PUYO」

 ホンダは、車体をシリコン素材でおおった燃料電池車のコンセプトカー「PUYO(プヨ)」を発表。とがったところのないボディーの表面は指で押すとへこむほど軟らかく、軽く接触しても人や物を傷つけにくいのが特徴だ。スポーツタイプのコンセプトカー「CR―Z」は、ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車。同社の最量販車種で、今月下旬に発売予定の新型「フィット」も初出展する。

 ダイハツ工業は、電動で格納できるガラス製の天井がついたオープンスポーツカー「OFC―1」や、軽トラックがベースの「MUD MASTER―C(マッドマスターシー)」などのコンセプトカーを発表。近く発売する軽自動車の新型「タント」も初公開する。

 富士重工業は、国内発売を計画中のミニバンの原型モデル「EXIGA CONCEPT(エクシーガ・コンセプト)」や、5人乗り電気自動車「G4e CONCEPT(ジーフォーイー・コンセプト)」を出展。24日発売の新型「インプレッサ WRX STI」も世界初公開する。

 トヨタ自動車と日産自動車は10日に出展車を発表する予定で、国内乗用車メーカーの出展概要が出そろう。

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