外務省に10日入った連絡によると、イラン南東部で23歳の日本人男性が何者かに拘束された。これを受け、高村正彦外相が同日夜、イランのモッタキ外相に電話で詳しい情報の提供と解放に向けた協力を申し入れるとともに、在京のイラン大使館にも事実関係の照会を行っている。
イラン南部では近年、治安が悪化、外国人を標的にした誘拐事件が相次いでおり、日本の外務省は危険情報を出して注意を呼びかけている。