拉致被害者曽我ひとみさんの娘ブリンダさんは専門学校を来年4月に卒業後、両津地区ホテルに就職する事が内定したそうです。高野宏一郎佐渡市長は4日の記者会見で「我々には正式には言いませんが、本人は行きたい所がハッキリしたような感じです。美加さんはもう1年勉強して、幼稚園の先生と保育園の資格と両方取りたいと頑張っています」と述べた。また曽我ひとみさんが帰国してから5年が経過して高野市長は「ひにちははっきりしていないが今度皆さんの前で話を本人にしてもらうつもりでいます。」と述べた。

今日6日、新潟日報の社会面に出ています「佐渡西・東警察発表の資料流出、報道機関にに管理指導」について、法テラス佐渡法律事務所（富田さとこ弁護士）は、「被疑者の実名や住所などを指摘、人権侵害の恐れがある」として両署に資料管理徹底をするよう申し入れた」と出ています。この件で当ブログ（佐渡が島ニュース）は「佐渡における犯罪が少しでも少なくなれば」との事でありましたが人権問題に対しての配慮が足りない面もあり、また報道関係者に対しても多大なるご迷惑をおかけした事もあり、投稿されている「カテゴリーの事件内容147件」を消去することにします。また今後の方針としては犯罪などの事件関連は被疑者に配慮した「匿名性」を強め、今後も佐渡ヶ島から犯罪がなくなるまで投稿したいと思います。
掲載されていた被疑者の方に深くお詫びを申し上げます
「管理人より」

平成19年度佐渡市行政改革マニフェスト「改革宣言2006」事後検証結果で市民環境部で募集していた「トキファンクラブ」は登録会員目標2,000人が322人しか集まりません。環境部の自己評価でもEランクでした。行政改革推進委員会による評価でも「トキファンクラブ」会員登録の達成率は努力が必要である。となっています。寂しい限りです。

佐渡トキファンクラブ

今日の格言「つまらない見栄を捨て内面を豊かに」

新潟県観光振興課は８月の佐渡観光客入り込み状況を発表しました。

佐渡航路
7月　63,352人（県内客23,204人・県外客40,148人）
8月　127,101人（県内客44,452人・県外客82,649人）　
佐渡空路
7月 399人
8月 572人
7月合計 63,751人対前年度比 83.3％ (前年度計76,488人)
8月合計 127,673人対前年度比91.7％ （前年度計139,164人）
前年の1月〜8月累計467,343人(対前年比91.5％)
今年の1月〜8月累計428,119人(対前年比91.6％)
両津航路の8月観光客入り込み数は92,489人県外(56,254)県内(36,235)
小木航路の8月観光客入り込み数は29,904人県外(24,793)県内(5,111）
赤泊航路の8月観光客入り込み数は4,708人県外(1,602）県内(3,106）

前年対比で91.6％は中越沖地震と原子力発電の風評被害だけでしょうか、佐渡の魅力も薄れているような気がしますが。

上越市の木浦正幸市長は４日、泉田裕彦新潟県知事を訪ねて「小木−直江津航路は重要な交通ラインであるので現状を維持して欲しい」と述べ、さらに「関係者が集まり話し合う場を設けて欲しい」とも述べたようです。すでにある有識者が集まる「小木−直江津航路のあり方検討会議」は、当初２隻体制維持との見解を出していたため新潟県・佐渡市・上越市は総額約４億円の投入を決めたが、その間佐渡汽船は「債務超過」に陥り、現在第三者割り当て増資株を決定したばかりである。また上越市は佐渡汽船の増資問題で８月頃に出た中間発表の内容に抗議を申し入れていて、まだ解決していないようだ。しかし今後も小木−直江津航路の２隻体制を維持しようとすれば、更なる公金を投入しなければならなくなる模様だ。

佐渡市議会議員・葛西博之議員（55）が亡くなられました。

葬儀日程
通夜：10月5日（金）午後6時〜
告別式：10月6日（土）午前10時〜
式場：シティホールはなもり（羽茂本郷）
（ご冥福をお祈り申し上げます）

明日「ターボプロップ機が佐渡空港にやってくる！」は、ATR機がタイのバンコクから来る予定でしたが東南アジア地域が台風14号の影響で日本に来られなくなり、延期となりました。今後の予定は未定です。

新潟県警察本部が登録した地域の不審者情報、防犯情報を電子メールで配信を1日から開始した。申し込みは県警のホームページから申し込めます。

新潟県環境企画課の平成19年度新潟県環境賞高校等の部で、佐渡総合高等学校が選ばれました。同校はバイオテクノロジーにより、イワユリ・トビシマカンゾウ等の増殖を行い、海岸線等に合計1万本余りを植栽した。また、200個の木製プランター、2000本の花苗を提供し、畑野小学生徒との花プランターづくり交流会を行った。（H12〜）（おめでとうございます）

過去の佐渡市受賞者
・消費者協会両津支部　不用品交換会、牛乳パック回収、廃油石けん作り H11
・北澤　博満　カンゾウ保護増殖活動　H15
・松ヶ崎中学校　学校林の保護・育成　H15
・内海府小学校　海岸清掃、カンゾウの増殖　H17
・内海府中学校　海岸清掃、カンゾウの増殖、育林作業　H17
・佐渡総合高校　バイオテクノロジーによる植物の増殖、植栽　H19　　　

新潟県は9月25日、佐渡汽船株式会社（佐渡市）が平成１８年決算において債務超過に陥った経緯・背景の調査結果を新潟県交通政策局交通政策課が改めて報告書を出した。これはすでに１９年４月１２日に出したものです。それによると
【債務超過の原因】
・燃料油価格変動調整金（バンカーサーチャージ）の導入や人件費削減などで３年ぶりに黒字になったが、経常利益は６期連続で赤字になり、当期純損失１６億円計上。３億７千万円の債務超過になった。
・債務超過の原因は「固定資産の減損に係る会計基準」の適用による12億円の減損損失及び債務保証先の会社の財政上程悪化による債務保証損失引当金4億円の経常が主たるものとなっている。
・減損損失の主たるものは、特に佐渡ニューホテル（4億9千万円）赤倉ニューホテル（3億円）が多額の損失を計上している。
・佐渡汽船は、子会社を設立して両ホテルの運営のみに係わっていたが平成元年に両ホテルを購入した。両ホテルへの投資に伴う損失は約22億6千万円だそうです。
【債務超過を招いたホテル投資の背景】
・高速交通網整備を背景とした積極拡大路線の展開と継続で佐渡汽船は高速交通網による観光客の増加を予想して、船の建造・営業体制の強化・観光施設、宿泊施設などへの投資を展開した。
・経営陣の固定化では昭和13年に就任した社長は平成9年まで約30年間長期にわたり社長、会長と代表権のある役員を歴任して、取締役会でも活発な議論がなされた形跡は見なれなかった。としている。
【地元佐渡の佐渡汽船に対する意識と要請】
・佐渡汽船が佐渡の唯一の大企業である事や、本業の海運業と観光事業などが密接な関係であるため島内の不動産や運営を持ちかけられた。
・佐渡ニューホテルなどについても、共済連が建設、運営を佐渡汽船に依頼した。
【今後の対応、再発防止策】
・佐渡汽船は現在保有しているホテル、土地、建物などの遊休資産を速やかに処理する。
・海上運送業及びそれに付随する事業への専念することとする。
・企業グループ企業の林立の解消では、連結企業を含めたグループ会社の再編をし、グループ企業間の役員の兼務を見直す。社外からの取締役、監査役導入の検討。
・企業グループの役員を兼務している取締役は、当該グループ企業に係わる取引などの意志決定に関しては、議決に参加しないこと。
以上が新潟県から出された主な「調査内容で原因と今後の対応・再発防止策」だそうです。