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 鳥取ワイド :  医師確保求め鳥大に要望書提出
医師確保などを求めた要望書を読み上げる竹内功鳥取市長(左端)=鳥取市湖山町南4丁目。鳥取大
 鳥取県内の自治体病院における医師の不足や地域間・診療科間での偏在の解消を図ろうと、県自治体病院開設者協議会(会長・竹内功鳥取市長)と全国自治体病院協議会県支部(支部長・清水健治鳥取市立病院長代行)は九日、十分な医師確保と良質な医療の提供を求める要望書を、医師派遣の供給元となる鳥取大に提出した。

 自治体病院を持つ同協議会の首長六人や同支部の病院長など計十九人が鳥取市湖山町南四丁目の同大を訪問。医師派遣への配慮▽へき地勤務を志す医師の養成など臨床研修を修了した医師の県内定着▽医師・看護師不足の早期解消のための国への働き掛け−などを求める要望書を竹内市長が能勢隆之学長に手渡した。

 協議の中で能勢学長が臨床研修制度の影響などによる医師の不足を受け、病院ごとの機能分化、役割分担を求めたのに対し、織田洋智頭町長は「高齢者が遠くの病院へ通院するのは難しい。近くの病院で、対応できるだけの診療科が必要」とし、竹内市長は「限られた人員の共有は当然だが、その際大学側が『仲介役』を果たすべきだ」などと求めた。

 また能勢学長は「地域ニーズに応えるのが(大学の)大前提。県との連携も強め、良質な医療を提供したい」とする一方、能力のある医師の病院間異動による診療機能の調整を提案したほか、看護師不足の対策として「女性看護師が勤めやすい職場づくりを各自治体が努力してほしい」と逆に注文する場面もあった。

('07/10/11 無断転載禁止)

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